出版社内容情報
ありそうでなかった百人一首のゴロ暗記本の決定版!イメージイラストで楽しく、早く、かるたを取るコツも解説します!
内容説明
簡単な「ゴロ暗記」で難しく感じる和歌もすいすい覚えられてかるた取りで勝てるようになる!下の句を実際のかるたと同じレイアウトで紹介。きれいなイラストと写真で、和歌に込められた昔の人の想いが心にすっと入ってくる!
目次
秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露に濡れつつ
春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山
あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む
田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ
奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき
かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
我が庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり
花の色は移りにけりないたずらにわが身世にふるながめせし間に
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関〔ほか〕
著者等紹介
吉海直人[ヨシカイナオト]
國學院大學文学部卒業ののち、國學院大學大学院博士後期課程修了。現在、同志社女子大学教授、公益財団法人小倉百人一首財団理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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むさみか
2
上の句の冒頭と下の句の冒頭を組み合わせた 楽しいフレーズの「ゴロ暗記」 それも うまく歌の内容に 添わして その上で子供が面白がるように つくってあります。 歌の解説 作者略歴も見やすく これ一冊で 全部わかるようになってます2017/12/26
o1725
0
学校で百人一首の大会があるのでめっちゃ役立ちました。2023/12/20
nama
0
覚える時に何度も活用しそうな本。上の句の決まり字と下の句の冒頭を組み合わせて想像しやすい造語をつくり、そのイラストが面白いです。チャレンジの漢字覚えのマンガとかを思い出す。 説明文もいろいろありますが、文字苦手な子はイラストだけ見てもおもしろいし、覚えられるのでよさそう。子どももこの本を一番手に取っています。2020/02/22