内容説明
不合格でも幸せ!?「中受に失敗したから東大に合格」の真相。実話から学ぶ!中受で親子一緒に成長する方法。
目次
第1章 ギリギリ合格は子どもにとって本当によいことなのか
第2章 中学受験過熱地域の異常な世界
第3章 親の声かけひとつで滑り止め校も楽園になる
第4章 子どもはそれぞれ自分なりの伸びる時期を持っている
第5章 失敗しない塾の選び方・塾との向き合い方
第6章 専門家が警鐘!「受験勉強での睡眠不足が将来の不登校を招く」
第7章 10年後に後悔しない志望校の選び方
第8章 「受験してよかった」のホンネ
第9章 本当に幸せな人生を歩むための中学受験とは
著者等紹介
小山美香[コヤマミカ]
大学時代よりフリーライターとして活動を始める。大学卒業後は「サンデー毎日」(毎日新聞社=現・毎日新聞出版)の編集記者として、多岐にわたって取材・執筆。その後フリーランスに転身。「本と出会う」(BS‐i=現・BS‐TBS)のキャスター、タウン誌記者などを経て、読売新聞オンラインの「中学受験サポート」で、のべ160校以上の私立中学校高等学校を取材している。また、中学受験だけでなく、通信制高校や子ども食堂など、子どもをめぐるさまざまな事象についても、週刊誌やニュースサイトに寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
41
娘が都立中高一貫校を受験したいと言い、1年間だけ一緒に頑張りました。結果は不合格。何も知らない私たち、後になってから「3年生の二月には塾に行かないと」な~んて言われたんですが、驚くような経験をたくさんしました。合格しても不合格でも、出会った人との相性があり、時の浮き沈みがある。だからそこまでシリアスに考えなくてもいいようにも思いました。ただ、無理強いはすべきではないー強く思います。娘は最近起立性障害気味ですが、原因はひとつではない気がします。2025/04/16
coldsurgeon
7
関東圏の「中学受験は大変だというのが、まずは感想。学歴がまず第一という時代は、過去のものになりつつあるのに、大人たちは思い違いしているのかもしれない。中学受験は家族が成長する機会を得るかもしれないので、子供の生きる力を育むように、子供に機会を与えるが、方向性を親が決めないほうがいいと思う。中学受験は大変なこともあるけれど、うまく働くと、学歴だけではない資質への財産を産む気がする。2024/05/13
かおりん
1
受験に興味を持ち読了。受験の最大の目的は、子供が学校の生活をどの様に送り、楽しみ自分自身を成長させる場である事が最重要。目的が合格する事、偏差値が高い所への入学と捉えると本末転倒となり親子共に不幸になる。 不登校になった子 成功した子など様々な事例が紹介されていたが、その子の性格、歩み方を見据えた上で、学校の文化と照らし合わせて、その子にとっての人生の充実さにもつながっていくのか?という視点を忘れてはいけない、と実感した本。親の言葉かけ はとても大切だから子供が前向きに歩めるように サポートしていきたい2024/03/21