働きたくない日は、カフカを読む。―芸術家たちの黒歴史に出会う旅

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働きたくない日は、カフカを読む。―芸術家たちの黒歴史に出会う旅

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788908468
  • NDC分類 280.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報




【目次】

プロローグ
============

自分を肯定する人生論、ひとつ目

仕事はしなければならないけれど、うんざりする日々の務めがかけがえのない営みになるまで

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できる仕事とやりたい仕事のはざまで
揺れ動くとき

パリで生計と締切に追われ続けた作家 ──オノレ・ド・バルザック

何をしても失敗ばかりで、
自分がどん底にいると思うとき

挑戦と失敗の専門家 ──安藤忠雄

仕事が好きになれなくて
転職したいとき

歯を抜く人から物語をつくる人になった ──余華(ユイホア)

弱みに足を取られて
前に進めなくなるとき

病気も個性に昇華させた ──クロード・モネ

いやいや出勤する毎日が苦しいとき

プラハのダブルワーカー ──フランツ・カフカ

今すぐ、ここから逃げ出したいとき

貧乏なワーケーションの開拓者 ──アーネスト・ヘミングウェイ

入社と退社のループを
回り続けてしまうとき

作曲する会社員 ──ヨハン・ゼバスティアン・バッハ

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自分を肯定する人生論、ふたつ目

日常の監獄に閉じ込められる人vs.日常に打ち勝つ人
============

「推し活」が救いのように思えるとき

フュッセンの建築マニア ──ルートヴィヒ二世

今の人生が好きになれずに
逃げたくなるとき

リスボンの「内なる旅人」 ──フェルナンド・ペソア

日常の繰り返しに意味を求めたくなるとき
静かなファイター 
──フィンセント・ファン・ゴッホ

ただ消費することだけが
わたしを生かしていると思うとき

ため込んだ物に押しつぶされそうになった ──アンディ・ウォーホル

日常の制約が
いつもわたしの行く手を阻むとき

小さな会社の経営者のような映画監督 ──アニエス・ヴァルダ

ドーパミンに奪われた
集中力を取り戻したいとき

ギャンブルにはまった作家 ──フョードル・ドストエフスキー

家族に人生を縛られていると思うとき

母親とののしり合った哲学者 ──ショーペンハウアー

欠乏感に人生が丸ごと揺さぶられるとき

モンマルトルの画家 ──トゥールーズ=ロートレック

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自分を肯定する人生論、三つ目

自分だけのやり方で、世界の一部になるには

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癒えない傷で苦しいとき

日記を書く達人 ──アゴタ・クリス

内容説明

「わたしだけがさまよっているわけじゃない」と思うと、路地から抜け出す力が湧いた。日々、悩みながら生きるあなたへ贈るエッセイ。ためこみ症のアンディ・ウォーホル、母親との摩擦が多かったショーペンハウアー、転職を繰り返したバッハ―悩んだとき、沈んだ気持ちを高めてくれる甘いケーキみたいに味わう一編。

目次

自分を肯定する人生論、ひとつ目 仕事はしなければならないけれど、うんざりする日々の務めがかけがえのない営みになるまで(できる仕事とやりたい仕事のはざまで揺れ動くとき パリで生計と締切に追われ続けた作家―オノレ・ド・バルザック;何をしても失敗ばかりで、自分がどん底にいると思うとき 挑戦と失敗の専門家―安藤忠雄;仕事が好きになれなくて転職したいとき 歯を抜く人から物語をつくる人になった―余華 ほか)
自分を肯定する人生論、ふたつ目 日常の監獄に閉じ込められる人 vs. 日常に打ち勝つ人(「推し活」が救いのように思えるとき フュッセンの建築マニア―ルートヴィヒ二世;今の人生が好きになれずに逃げたくなるとき リスボンの「内なる旅人」―フェルナンド・ペソア;日常の繰り返しに意味を求めたくなるとき 静かなファイター―フィンセント・ファン・ゴッホ ほか)
自分を肯定する人生論、三つ目 自分だけのやり方で、世界の一部になるには(癒えない傷で苦しいとき 日記を書く達人―アゴタ・クリスト;自分の適性がわからずさまようとき 記録写真家―ウジェーヌ・アジェ;まわりの人とうまくやれずに悩むとき 天才哲学者―ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン ほか)

著者等紹介

キムナムグム[キムナムグム]
大学院でフランス文学を専攻した後、映画学科の大学院に進学し、映画理論を学ぶ。ごく普通の女性たちの内面を描くインディペンデント雑誌『オンニネ・マダン』編集部を経て、現在は執筆活動を行う傍ら、図書館、生涯学習館、ソウル市50プラス財団などの公共機関で、文章講座や「旅と人文学」をテーマにした講座の講師を務める

金子博昭[カネコヒロアキ]
新潟県生まれ。延世大学などに語学留学。通信社記者を経て、新潟市役所で国際交流事業の企画運営や通訳翻訳に携わった。第7回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」で最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

153
冒頭に記された将来の夢に、気持ちがぐっと掴まれる。淀みを清流が浄化するように、人生を灯してくれる。生きる上での戸惑いや迷いをこの本は助ける。偉人も我々も同じ状況であるという。作者は韓国の女性、キム・ナムグム。なぜ毎日働きに出掛けるのだろう。その答えがここにあるかもしれない。バッハ、ゴッホ、ウォーホル、逆境の中を歩き続けていた。バルザック、モネ、カフカ、誰もが同じ苦しみを感じていた。ダリの生き方に憧れを抱く。書く人の中に本を読まない人はいないという言葉も胸に響く。心に寄り添い優しく包み込む、素晴らしい一冊。2026/09/09

seacalf

29
大抵の人は多かれ少なかれ問題を抱えながら仕事をしているだろうが、芸術家やクリエイター23人の苦労話からその問題解決のヒントを見い出そうという面白い試み。バルザック、安藤忠雄、モネ、カフカ、ヘミングウェイ、バッハ、ルートヴィヒ二世、ゴッホ、ウォーホル、ドストエフスキー、ロートレック、ダリ等々、本当に錚々たる面々のそれぞれの生い立ちや経歴など、知られざる一面を読めたのは収穫。今後はより身近に感じながら彼らの作品に触れられそうだ#NetGalleyJP2026/10/04

Roko

29
『カフカは毎日、自分にむち打って原稿を書いた。そうしてまで書いた原稿をなぜ燃やしてほしいと言ったのだろう。現実を耐えるという目的を果たしたので、もはや原稿はその役目を終えたと考えたのだろうか。』 この本のタイトルにもなっているカフカ。彼は大学で法律を学び、労災保険局勤めをしながら小説を書いていました。彼にとって小説を書くということは、作品を発表したいということよりも、現実逃避の方法だったのかもしれません。だからこそ「変身」のような作品が書けたのかもと思えてきました。2026/09/29

Toffy

20
有名な文豪、画家、芸術家、写真家、映画監督等々、素晴らしい作品を残していても、皆が皆、作品の製作のみに没頭し、ドラマチックな人生を送ったわけではなかった。 現代に生きる私達と同じように、日常生活に追われ、些細なことに煩わされ、小さなことに悩んだり、それをなんとかやり過ごしたり、現実逃避をしたり、ブルーになったり…。また、それらをバネにして作品が作れたり。 数年前だったら、すぐ役立てる感じだったが、今はできるだけゆっくり、穏やかに生活したいので、気持ちはよくわかるけれど…。2026/10/10

ebi kan

8
偉大な芸術家たちの黒歴史を紐解いていくと、私たちと変わらない人間らしさが垣間見れる。ただ違うのは自分の置かれた状況に苦しみながらも、それでもただひたすら自分の信じた道を突き進むことをやめなかったことだ。その生き様を見習わなければならないと思いました。 苦しみながらも自分が正しいと思う道を行くことでいつか救われることを強く信じることがこの世の中を、社会を、世界を生きるために必要なことかもしれない。2026/10/11

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