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出版社内容情報
燃料電池やバイオマス、原子核エネルギーの最新情報までSDGsのためにも知っておきたい「エネルギー」についてすべてがわかる!
内容説明
みんな当事者!もう知らずにすまされない!!SDGs推進、2050年カーボンニュートラル実現のための「エネルギー」の基礎知識。
目次
プロローグ 現代社会は「エネルギー」のおかげで成り立っている
第1章 「エネルギー」とは何だろう?
第2章 産業革命期から使われている「化石燃料」
第3章 21世紀に登場した「新しい化石燃料」
第4章 スマホも電気自動車も動かす「電池」
第5章 自然を利用した「再生エネルギー」
第6章 新しく開発された「再生可能エネルギー」
第7章 原子核エネルギーを利用した「原子力発電」
エピローグ 将来のエネルギーはどうなる?
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了。現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつJapan
15
【良かった】エネルギーの基本をきっちり抑えた良書。エネルギニー関連する仕事についていますが、読んで良かったと思います。2021/12/11
マイアミ
5
★★★ 中々に挑戦的な内容だと思って出版日時を確認してみると、何と2021年6月とあった。2021年に化石燃料や核エネルギーに対してここまで好意的なのは時代に対する反抗なのか、それとも科学者として真実を伝えただけなのか。エピローグでお茶を濁した感が凄かったが。とは言ったものの、私たちの周りに存在するエネルギー全般のことについて丁寧に解説してあるので、時々数式は出てくるものの高校1年生の物理程度なので誰でも簡単に理解できる内容なのは良かった。先生!核エネルギーの最大の問題は小型できないことだと思います。2021/07/24
よっちゃん
3
風力発電について知識を得るため手に取りました。風力発電に関する記載は多くありませんでしたが、エネルギーの全般を簡単に説明していて初心者でも分かりやすい一冊。基礎イメージを掴むのに良いと思う。2021/09/13
Go Extreme
3
現代社会はエネルギーのおかげで成り立っている:SDGs エネルギーとは何だろう:姿・形 分子が持つエネルギー 産業革命期から使われている化石燃料:石炭 石油の生成 天然ガス 化石燃料のコストと問題点 21世紀に登場した新しい化石燃料:シェールガス コールベッドメタン メタンハイドレート スマホも電気自動車も動かす電池:二次・一次電池 自然を利用した再生エネルギー:水素 太陽電池 新しく開発された再生可能エネルギー:水力・風力・地熱発電 原子核エネルギーを利用した原子力発電 将来のエネルギーはどうなる2021/07/08
k inoue
3
図書館にて面白そうだったので借りた本。エネルギー全般について平易かつ的確な解説がされている。「エネルギー」とはなんだろう?から始まり化石燃料や電池、再生可能エネルギーなど多岐にわたる内容が詰め込まれています。式などもほとんどなく読みやすい文体だったのでスラスラと読み進めました。タイトル通り「エネルギー」についての入門書として良い一冊かと思います。またキーワードは強調があるためそれを手掛かりに次の文献を探す事も出来るかと思います。2021/07/01