内容説明
あなたの仕事に役立つ調査手法を大公開。
目次
「お客さまの声」に耳を傾ければ、こんなにいいことが…
調査会社に頼まず、自分たちでできる消費者インタビュー調査
インタビュー調査の活用(1)―商品開発の情報収集
インタビュー調査の活用(2)―デザイン、広告の情報収集
インタビュー調査の活用(3)―不振脱出への突破口を探る
お客さまへのインタビュー調査を企画しよう
インタビュー実施に向けた準備の段取り
上手に話を聞き出すインタビューの実践ノウハウ
発言内容を分析し、役立つ情報を抽出するステップ
消費者インタビュー調査を戦略の立案に生かそう
ケーススタディ―マタニティ専門のウェディングドレスショップの開業に向けて
著者等紹介
福井遥子[フクイヨウコ]
有限会社アイボリーマーケティング代表。マーケティング・コンサルタント。MBA(経営学修士)。津田塾大学卒業後、ユニ・チャーム(株)、他で生理用ナプキン、大人用失禁用品、浄水器、化粧品など消費財の商品開発、マーケティング実務に携わる。手がけた新発売・リニューアルは20を超える。日本の定性調査の先駆者である梅澤伸嘉氏代表の(株)マーケティングコンセプトハウスを経て、2006年独立。現在は企業の消費者分析・戦略立案のコンサルティング業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴーたん
1
特に印象に残ったのは 起業にあたり、当事者にインタビューした実例が巻末にあり、 ・不要なサービスがわかった ・プロダクトに全力投球するためにやるべきこと ・逆に、すべきでないこと ・小さなビジネスを成功させるために必要なこと が満載でした。 そういえば、私もグループインタビュー受けたことありました。 子育て中とはいえ、全く興味のない分野だった…。 対象が都内に住む富裕層だったようで、結局そのビジネスは 軌道に乗ったのですがインタビューの人選や質問の仕方が大事だなと改めて思い出しました。2023/08/11
ワッフル*ワッフル
1
従来型の「仮説をもってアンケートで情報を収集する」調査手法の限界におけるソリューションとして「インタビュー調査」を勧めている。仮説検証型では想定内の回答しか得られず、製品開発に重要な萌芽的な情報が見落とされがちであるとし、探索的な手法として定性的な調査の有用性を説いている。テキストマイニングもある意味類似した手法であるが、インタビューという手軽で低コストな手法でめぼしをつけるというのは実務家にとってはありがたい。内容自体は丁寧でわかりやすく、インタビュー経験がないくても実践できそう。ちょっとやってみたい。2010/10/04
ひろと
0
インタビューの細かいテクニックというよりは、なぜインタビューをやるのかや、事前準備の部分などがしっかり書いてあり、 インタビューの大前提のような部分を何度も確認できたことが良かったです。2013/10/23
りーふ
0
結構実践的で役立った。 インタビューフローの作り方など。2018/02/27