内容説明
混迷の時代に、確かな指針をどう示すか。ビジネスの戦略策定、行政の政策立案から、個人の生活設計まで、そのベースとなる“ものの考え方”、発想の視点をわかりやすく解説。
目次
第1章 戦術的発想から戦略的発想へ―これからの組織・個人に求められる発想の転換とは?
第2章 戦略的発想には何が必要か―夢を抱くことと独創性を追求することの大切さ
第3章 戦略的に行動を起こすスタート・ライン―めざす方向と活動するフィールドを選定せよ
第4章 競争に勝つ戦略を考えるポイント―相手と駆引きのなかで、どう力を発揮するか
第5章 投資に失敗しない戦略を考えるポイント―リスクとリターンを考え、資源をどう最大限生かすか
第6章 情報に対する戦略的発想のもち方―ソフト化、サービス化時代の競争に勝つ決め手
第7章 時間に対する戦略的発想のもち方―機をつかみ、競争で優位にたつための視点
第8章 戦略家としてリーダー行動学―激動期にチャンスをつかむために、何を考え、どう動くか
第9章 限られた人材を戦略的に活用する視点―発想の転換が求められるこれからの人事戦略
著者等紹介
千尾将[チオマサル]
昭和4年生れ。東京大学経済学部卒業。カリフォルニア大学大学院修士課程修了。戦後いちはやくハーンズ著『動作時間研究』を訳し、日本に紹介。以後、企業の第一線で活躍する一方、多数の翻訳、著作を手がける。現在、静岡産業大学学長。企業、行政機関でワークシートを使い戦略的発想法を研修指導。国際会議、外国大学でも講義、講演多数。本名、大坪檀
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