内容説明
モノがあふれ、消費の誘惑に誘わされる現代社会。われわれが本質的に求めるものは何なのだろうか。歴史性を背負った風土によって醸成される美の思想―自己の美意識と他者の美学とが共感し合うことによって新たなコミュニティの創造を!
目次
第1章 本書の世界観と表現方法(コミュニティを見つめる眼差しと世界観;本書の目的、表現方法、構成)
第2章 コミュニティとは何か―過去から現在(今日的なコミュニティ再考の意義;コミュニティの古典 ほか)
第3章 コミュニティのなかの労働(人間の労働の反映としての風景;貨幣に支えられた人間の生活世界 ほか)
第4章 コミュニティ創造論(いくつもの関係によって成立する生命体;自然と交流の回復 ほか)
第5章 コミュニティの行方(コミュニティの場―地域の輪郭から遊離してゆくコミュニティ;コミュニティの連帯―人間は何で他者と結ばれるか ほか)
著者等紹介
佐藤瑠美[サトウルミ]
1979年生まれ。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科比較組織ネットワーク学専攻博士課程前期課程修了。行政における保健師として勤務、目白大学助教を経て、2015年より静岡県立大学看護学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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