内容説明
不健康は、元気そうに見えても疲れやすく、踏ん張りが利かない「未病」状態である。この潜在的病変状態から顕在化した状態が病気となる。そこで「心と体」の問題は疾病に罹患する前の予防が重要となる。現在まで予防が不可能な先天異常についても対処可能になってきた。基礎体力とすべての生活の基本である健康を取り戻すためにいま、社会・生存環境の激変と人間の対応能力に焦点をあて、現在の脈絡で「生きる」まるごと問い直す!
目次
体温低下傾向のある日本の若年層
社会の変化が日本・中華人民共和国(天津市)・スウェーデン人に与えた影響
自己効力感、達成目標の選び方と心身のストレス兆候
脈圧が集中力と記憶力に影響を与える要因
ヨーガ医学
子どもの運動能力
ヒトの発生と先天異常に関わる葉酸について
今日の社会と便秘―若者と高齢者の便秘の比較
若者と高齢者の主食と嗜好品が及ぼす糖代謝
著者等紹介
平塚儒子[ヒラツカジュコ]
1943年9月、大阪市生まれ。長崎純心大学大学院人間文化福祉学科博士前期課程、四天王寺国際仏教大学大学院人間福祉学博士後期課程修了。元帝塚山学院大学人間科学部教授。現在、近大姫路大学看護学部看護学科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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