内容説明
世界に類を見ない高齢化社会の淵に立つ日本にとって、介護など社会福祉の理論と実務はもはや介護者・家族ばかりでなく、被介護者にとっても「生きるための知恵」となりつつあります。現在を網羅する制度と組織を理解するための格好の一冊！
目次
序章 課題と方法（課題の設定とその背景；課題に地域性から接近する意義；解明すべき課題；分析資料；本書の構成）
第１章 高齢化社会論（人口高齢化と高齢化の人口学；高齢化社会と高齢社会―区分する意義；人口構造に関する研究；人口移動と人口構造および自然動態）
第２章 日本家族論（家族構成と家族構造；日本家族論の成果と課題）
第３章 介護論（介護政策；居住形態論；居住形態と老親扶養；介護・援助の互酬性）
第４章 高齢化社会における家族と介護（高齢化の一般的動向；家族の一般的動向；家族構造の地域性；家族構造の地域性と介護）
終章 現状と将来
著者等紹介
清水浩昭［シミズヒロアキ］
１９４３年東京都目黒区生まれ。１９６６年明治大学政経学部政治学科卒業。１９７２年東洋大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程満期退学。社会学博士。専門は家族社会学・老年社会学・人口学。１９８７年厚生省人口問題研究所人口動向研究部長、１９９２年流通経済大学社会学部教授、放送大学客員教授、財団法人長寿社会開発センター研究情報部長、日本大学文理学部教授を経て、現在日本大学文理学部非常勤講師、一般社団法人新情報センター理事、一般財団法人長寿社会開発センター評議員、国立社会保障・人口問題研究所研究評価委員長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 大江戸馬鹿草子
