内容説明
近年大変貌を遂げ、そして世界金融危機の影響を大きく受けたイギリス住宅金融。その歴史的変遷からグローバル化時代の新潮流等について多面的に分析し、住宅金融の原理についても議論を展開する。
目次
第1部 イギリス住宅金融の展開過程(1980年代までの住宅政策と住宅金融;1990年代の住宅金融関連の金融機関;2000年以降の住宅金融と金融危機)
第2部 住宅金融の諸問題(ノーザンロック危機と監督機関の対応;固定金利住宅ローンとマイルズ・レポート;住宅ローン担保証券(MBS)市場の展開
住宅ローン利子所得補助制度(ISMI)と住宅ローン返済保証保険(MPPI)
住宅金融組合とその相互組織性―住宅信用の原理を求めて)
著者等紹介
斉藤美彦[サイトウヨシヒコ]
1955年生まれ。東京大学経済学部卒、ロンドン大学(LSE)大学院研究生、武蔵大学博士(経済学)。1992年ロンドン大学(SOAS)客員研究員、1995‐96年オックスフォード大学(セント・アントニーズ・カレッジ)スワイヤ・キャセイパシフィック・フェロー、2007‐08年中国社会科学院日本研究所客員研究員。現在、獨協大学経済学部教授。日本証券経済研究所客員研究員、中央大学経済研究所客員研究員を兼務
簗田優[ヤナダスグル]
1978年生まれ。獨協大学外国語学部卒、同大学大学院経済学研究科博士課程前期課程修了。現在、獨協大学大学院経済学研究科博士後期課程在学中。神奈川大学経済学部講師(2009年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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