内容説明
イギリス民主政治の根幹たるオポジション(責任野党)の研究を通して、政権交代や与野党のあり方を考察した。
目次
イギリス主要政党のオポジション力と政権交代
第1部 オポジションの思想と歴史(名誉革命体制の展開とオポジション;初期労働党のオポジション化プロセス)
第2部 現代オポジションの実際:「生来の統治政党」保守党の事例(1997年総選挙と保守党オポジション力の危機;保守党のモダニゼーション:オポジション力回復に向けて;オポジション・メンバーの政治観と保守党)
第3部 オポジションの理論と視点(保守党「オポジション力」を見る眼:政治的マーケティングと党首選出プロセス)
イギリス政治の要諦としてのオポジション
著者等紹介
渡辺容一郎[ワタナベヨウイチロウ]
1967年2月神奈川県小田原市生まれ。日本大学大学院法学研究科博士後期課程政治学専攻満期退学。現在、日本大学法学部准教授(ヨーロッパ政治論、政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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