内容説明
自衛隊情報を取れ、謎の化学物質を探れ、中国人をリクルートせよ―日本追放をうけた元KGB諜報員がスパイ活動の全貌を初めて告白したノンフィクション。
目次
プロローグ 日本を追放されて
軍事評論家をリクルートせよ
KGB特派員の長くつらい一日
KGB対日本警察の諜報合戦
巨大情報機関の真の実力
秘密工作、給料、セックスのすべて
今明かす「中国スパイ勧誘事件」の全貌
エピローグ それでもKGB活動は続く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
bapaksejahtera
13
1980年代後半、我が国で中国人スパイ勧誘事件が発覚、本国に帰ったロシア人スパイによる暴露本。KGBと共産党による1991年8月クーデタ失敗で共産党とソ連の崩壊が決定した頃に書かれた。飯倉のソ連大使館を含めKGBのスパイ活動基地の模様等、対日諜報活動の実態が書かれており、ソ連の劣悪な経済と硬直したKGB共産党の下での諜報活動の実態が理解できる。前半はスパイ関連法すらない日本公安当局を含め度を過ぎた日本礼賛が気になったが、後半対中工作に関する記述で持ち直す。この本から30年後、著者はどうしているのだろうか。2022/05/21
ともくん
4
タス通信の記者という隠れ蓑をまとい、日本で諜報活動していたKGBの方が書かれた手記です。この方はとても日本のことを気に入っておられるようで、読んでいてその感じがとても伝わってきます。また、それと同時に、成果に対する的外れな評価、とても恐ろしく気の休まる時もない内部からの監視等々、KGBにおける陰湿な部分もとても伝わってきてますね。東京はスパイ天国ということなので、他の国の諜報機関の方も、沢山折られると思いますので、その方々書かれた本が他にもあったら、是非読んでみたいですね。2014/03/30
-
- DVD
- ネバー・フォーゲット




