内容説明
豊富な取材経験を持つ気鋭の国際政治学者が、謎と虚構に満ちた世界政治の舞台裏を鋭くえぐる。
目次
私のテレビ戦争―序にかえて
第1部 革命と処刑と戦争と(クーデターの値段;エジプトにイスラム革命発生!?;ユダヤ人をめぐる3話;「ベイルート情報」の魅力と魔力;イスラエル情報活動の神話;スパイとジャーナリストの間;国家を廃墟にする『悪魔の詩』問題の核心;イラン革命の灯は揺らぐ、されど消えず;イランの「集団処刑」と人権問題;湾岸戦争とは何であったのか)
第2部 ミステリーと仮想現実の国際政治(「ゲート」の考現学;「オクトーバー・サプライズ」を追え;ノリエガはなぜイスラエルに別荘を持っていたか;米国の役割をめぐる虚実;壮大なる空の情報戦;ヤードリーの幻の原稿「日本の外交機密」追跡)
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