ロスアラモスからヒロシマへ―米原爆開発科学者の妻の手記

ロスアラモスからヒロシマへ―米原爆開発科学者の妻の手記

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788786257
  • NDC分類 936

内容説明

広島と長崎に落とされた原爆が、米ニューメキシコ州ロスアラモスの砂漠の秘密軍事基地で開発・製造されたことはあまり知られていない。ここでは6,000人もの科学者や軍人、労働者とその家族が働き、生活していたのだ。…妻は夫の仕事について全く知らされず、悩み苦しむ。その不安と焦燥、笑いと涙の日々を、両親にあてた手紙を基に再現した回想録。戦後広島を訪れて執筆を決意した経緯も綴る。皮肉とユーモアを交えながら、隔離生活の実像を伝える。

目次

1 原爆慰霊碑と砂漠の台地
2 シャングリラ
3 丘の上の友人たち
4 このあたりのこと
5 妊娠して思うこと
6 クライマックス
7 ついに平和が!
8 収穫の時
9 新たに知ったこと
10 私たちのこと
11 丘を去るまで
12 ヒロシマ―1979年
エピローグ―1983年4月のロスアラモス

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