内容説明
死―それは終焉か、それとも一つの始まりか。フランスの有能なジャーナリストが、生物学者、歴史学者、闘牛士、遺伝学者、作家、哲学者、医師、演出家、宗教家など様々な分野の人を相手に、死という問題についてとり交わした対話集。
目次
1. 生と死の起源―モーリス・マロワとの対話
2. 人間の歴史に現われた死の顔―エマニュエル・ル・ロワ・ラデュリとの対話
3. 文明の生と死―フィリップ・アリエスとの対話
4. 死と戯れる者―ルイス・ミゲル・ドミンギンとの対話
5. 堕胎と安楽死は殺人か?―ジェローム・ルジューヌとの対話
6. 自らの意志による死―ガブリエル・マズネフとの対話
7. 死の強迫観念―アンリ・バリュクとの対話
8. 子供の死―ピエール・ショーニュとの対話
9. 伴侶の死―フリアン・マリアスとの対話
10. 死に直面した医師―ロニ・ブロマンとの対話
11. 死を免れることは可能か?―ジャン・ドーセとの対話
12. 哲学者と死―エマニュエル・レヴィナスとの対話
13. 創造における不滅化―アリアーヌ・ムヌシュキンとの対話
14. 仏教からの回答―ポール・アルノルトとの対話
15. 読者との対話―クリスチャン・シャバニス