出版社内容情報
MLBの大谷翔平選手が投手・打者の二刀流なら、競馬界の二刀流はこの人。JRAの競走には平地競走と、障害物を飛越しながら走る障害競走があるが、熊沢重文騎手はJRA障害歴代1位となる通算257勝を挙げているほか、平地競走でもG1レースで3勝するなど、平地、障害ともにトップジョッキーとして活躍した。
平地競走障害競走との対比を交えながら、二刀流の真髄、そして不屈の競馬人生を綴る。
内容説明
JRAの平地競走、障害競走ともにトップジョッキーとして活躍。37年8カ月の騎手人生を綴る。
目次
1章 満身創痍の二刀流
2章 騎手人生を振り返って“前編”馬との出会い~騎手デビュー
3章 二刀流の技と心
4章 騎手人生を振り返って“後編”「二刀流」騎手としての道
5章 思い出の馬たち
6章 ホースマンたちの横顔
7章 職人騎手の渡世術
8章 競馬と障害競走の未来
著者等紹介
熊沢重文[クマザワシゲフミ]
日本中央競馬会(JRA)元騎手。1968年愛知県刈谷市出身。1986年栗東・内藤繁春厩舎所属騎手としてデビュー。1988年コスモドリームで優駿牝馬を制しG1初勝利。1991年ダイユウサクで有馬記念をレコード勝ち。2012年マーベラスカイザーで中山大障害を制しJRAで初めて平地、障害両方でのG1勝利。2021年JRAの歴代最多勝記録を塗り替える障害競走通算255勝を達成。頸椎の負傷のため、惜しまれながらも2023年に37年8カ月、通算1051勝(平地794勝、障害257勝)の戦績で騎手生活を終えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たかあき