出版社内容情報
これって絵本?SF?ギャグ漫画?
2025年大河ドラマ主人公「蔦重」こと「蔦屋重三郎」。
彼が手掛け、江戸の人々を夢中にさせた「黄表紙」とはどんな本だったのか?
漫画好きライターが、専門家に質問しながら「黄表紙」に初挑戦!
そのユーモラスな作品の数々を気軽に楽しめる1冊です。
【目次】
・はじめに
・私たちと一緒に読みましょう!
・本書の見方《凡例》
・くずし字一覧
・歴史的仮名遣い 読み替えのポイント/知っておきたい表記の特徴
第1章 蔦屋重三郎と江戸の黄表紙
・蔦屋重三郎ってどんな人?
・重三郎が出版していた「黄表紙」ってどんなもの?
第2章 蔦重がヒットさせた黄表紙を読む
・ツッコミどころ満載の未来を描く―『無題記』
・千手観音が手のレンタル業を始めたら???―『大悲千禄本』
第3章 ナナメ読みで楽しむ必見黄表紙
・元祖夢オチ?? 重三郎のライバル的存在が手掛けた―金々先生栄華夢
・お坊ちゃまのモテ奮闘記―江戸生艶気樺焼
・政局を茶化して大ヒット―文武二道万石通
・重三郎が自作した狂歌と黄表紙
・重三郎と歩く―江戸散歩(浅草・三ノ輪エリア)
・おわりに
・巻末言
* * *
一代で始めた出版業が大当たりし、「江戸のメディア王」などと呼ばれるようになった蔦屋重三郎ですが、それほどまでに江戸の人々を夢中にさせた本って、どんなものだったのでしょう。ちょっと読んでみたいと思いませんか?
本編で詳しくお伝えしますが、重三郎が手掛けた数あま多たの出版物の中に、ほとんどのページに絵が入った「黄表紙」(きびょうし)という読み物があります。その成り立ちを紐解きつつ、実際に「黄表紙」を読んでいこうというのが本書の狙いです。ー「はじめに」よりー
内容説明
蔦重って、どんな本を出していたの?これって絵本?SF?ギャグ漫画?江戸の人々を夢中にさせた傑作黄表紙を読んでみよう!
目次
すぐ読める!蔦屋重三郎と江戸の黄表紙
第1章 蔦屋重三郎と江戸の黄表紙(蔦屋重三郎ってどんな人?;重三郎が出版していた「黄表紙」ってどんなもの?)
第2章 蔦重がヒットさせた黄表紙を読む(無題記;大悲千禄本)
第3章 ナナメ読みで楽しむ必見黄表紙(金々先生栄花夢;江戸生艶気樺焼;文武二道万石通)
著者等紹介
山脇麻生[ヤマワキマオ]
大阪府生まれ、兵庫県育ち。ライター・編集者。京都精華大学マンガ学部非常勤講師
中村正明[ナカムラマサアキ]
國學院大學文学部日本文学科教授。江戸時代後期から明治時代初期にかけて庶民に人気のあった江戸戯作を専門に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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