出版社内容情報
世界で初めて時価総額3兆ドルとなった企業・アップル。
革新的な製品を世に送り出し、人々の生活を変えていくイノベーションが起きる場所。そして、高成長・高収益を継続している魅力的な投資先。
そんな側面を持つアップルは、ビジネスをどのようにして考え、実行し、成果を上げているのか。また、アップルのように考え、行動するには、どうすればよいのか。
17のビジネスフレームワークを用いて、アップルを読み解きその成功の要因を明かす!
内容説明
なぜAppleは世界一になれたのか?マトリクス分析、キャズム理論、デザイン思考、バリューチェーン分析、5フォース分析…。ビジネスモデルをその“巨大思考装置”“集合天才”の企業はどうしたのか。
目次
序章
第1章 ビジネスを読み解く、超基本フレームワーク(「マトリクス分析」「ポジショニングマップ」自分の企業や製品の位置づけを一発で理解し伝える;「SWOT分析」環境分析から戦略を導き出す超基本フレームワーク;アイフォーンはいかに「キャズム」を超えたか?―市場規模と「イノベーター理論」で、マーケティング戦略を組み立てる超基本フレームワーク)
第2章 イノベーションを理解し作り出すフレームワーク(顧客のニーズとウォンツを満たす「4P分析」で戦略を作る;アップルのヒット商品は、正しくプロダクトアウトができる「デザイン思考」で生まれる;無関心な人々の行動をまるっきり変えてしまう「行動変容」;アップルウォッチが経験した、行動変容の瞬間)
第3章 圧倒的に成功する現代のビジネスモデルとなるフレームワーク(「今日から発売」を実現する最強バリューチェーンと、その進化;シリコンバレーの勝ちパターン「マルチサイドプラットフォーム」戦略;「サブスクリプション」によって、「ライフ・タイム・バリュー」を最大化する)
第4章 マーケティングを理解するためのフレームワーク(「顧客満足度」には、どんな意味がある?;「仲間はずれ」と「連帯感」をマーケティングに活かす;5フォースで分析する、昨日の英雄は今日の敵)
第5章 組織を加速させるフレームワーク(「パーパス」を示し、気候変動対策を「KGI」と「KPI」で着実に前進させる;「集合天才」とリーダーシップ;「心理的安全性」がある組織によるイノベーション)
著者等紹介
松村太郎[マツムラタロウ]
1980年生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程を修了後、ジャーナリストとして独立。テクノロジーとライフスタイルを中心に取材活動を行う。2011年にアメリカ・カリフォルニア州バークレーに移住し、Apple・Google・Facebook・Amazonといった巨大テック企業、SlackやSquareなど(当時の)スタートアップ企業、シリコンバレーの教育とカルチャーを取材。2020年よりiU情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、アート思考、ビジネスフレームワーク科目の教鞭を執る
〓本昌大[トクモトマサヒロ]
1963年生まれ。1985年明治大学法学部卒業。複数の広告会社を経て、独立。多くのベンチャー・スタートアップの社外取締役、アドバイザーとしてマーケティング・経営戦略の支援を行う。2022年よりiU情報経営イノベーション専門職大学の特任教授としてビジネスフレームワークを教える「ビジネスフィールドリサーチ」科目を担当。毎日更新のビジネス書の書評ブロガーとしても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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