出版社内容情報
学校改革の旗手・工藤勇一校長と画期的な会社経営を実践する植松努社長が「ミライの学校と社会」を描く、待望の対談。
2人が対談で描くのは、「ミライの学校と社会」。
「僕たちは〈人口減少社会〉を生きているのだから、そこに見合った社会の形や教育のあり方を真剣に考えなくてはならない」――植松
「子どもたちが変わることができれば、時代とともに社会はおのずと変わります」――工藤
これまでの成功事例が通用しない、先行き不透明な時代。
親も教員もどうしたらよいか分からず、漠とした不安を抱えています。
そんな時代をたくましく、課題を解決しながら乗り越えていく子どもたちを、どのように育てていくか。
誰一人として置き去りにしない社会をつくるために、われわれは何をすべきなのか。
教育改革者として全国から注目!
学校の「当たり前」を見直してきた横浜創英中学・高等学校校長の工藤勇一氏。
TED×Talksの動画は760万回再生!
北海道赤平市で異色の会社経営を実践し、若い人たちとロケット開発や宇宙航空事業を進める植松電機社長の植松努氏。
人口減少社会において、未来を生きる子どもたちに身に付けさせたい力、親が知っておきたい新しい常識を2人が縦横無尽に語ります。
内容説明
ナンバーワンでオンリーワンになるために学校、会社が変えるべきことは?時代を開拓し続ける二人の先駆者による待望の対談!
目次
第1章 なぜ学校と社会は変わらないといけないのか(初めて出会ったきっかけ;みんなが当事者となる学校;麹町中学校で導入した「自律」のための取り組みの一例;高卒文系の社員を採用する理由;違うと必要とされる)
第2章 社会が直面している課題―人口減少社会の意味(急激な人口増加と人口減少の影響;社会全体で考えなくてはいけないこと;研究開発と研究費の問題;ギャラリー教育、モニター教育;してもらう幸せ、する幸せ;植松電機のべーシックインカム)
第3章 子どもを育てる―その子らしさを活かす(色とりどりの子どもたち;子どもの興味関心を学びにつなげたい;雑談が弾む、優しい人を育てたい;子どもの「好き」は研究開発のもと)
第4章 社会を変えていく学校―上手に失敗できる場所に(子どもの人権を守る環境;学校は理不尽の解決を教える場所;法律は時代とともに変えるもの;失敗を上手に乗り越える;エナジーバンパイアにご用心)
第5章 これからの学校と社会(「好き」は人生のパワーになる;学校で何をどう学ぶのかをアップデートしていく;本当の個別最適化を実現する;教育こそが社会を変える一番の近道)
著者等紹介
工藤勇一[クドウユウイチ]
横浜創英中学・高等学校長/元東京都千代田区立麹町中学校長。1960年山形県鶴岡市生まれ。東京理科大学理学部応用数学科卒。山形県中学校教諭、東京都中学校教諭、目黒区教委、新宿区教委教育指導課長等を経て2014年4月より2020年3月末まで千代田区立麹町中学校長。2020年4月より現職。横浜創英中高では、2025年4月からの生徒主体の学びの大転換に向けて、学校改革を着実に進めている。公職として、内閣官房教育再生実行会議委員(2018年8月~2021年8月)、内閣府規制改革推進会議専門委員(2021年8月~)、経済産業省産業構造審議会臨時委員(2021年6月~)。初の著書『学校の「当たり前」をやめた。』(時事通信社)は10万部を超えるベストセラー
植松努[ウエマツツトム]
株式会社植松電機代表取締役。継続型就労支援A型作業所株式会社UniZone代表取締役。1966年北海道芦別市生まれ。小さい頃から紙飛行機が大好きで、大学で流体力学を専攻。名古屋の航空宇宙産業で働いたのち北海道に戻り、リサイクル用バッテリー式マグネットを開発。株式会社植松電機を起業。北海道大学でロケットエンジンの研究をしていた永田先生との出会いをきっかけに、現在はさまざまな宇宙開発にかかわり、全国の大学生や研究者を技術的にサポートしている。また、人の自信と可能性を奪われない社会を目指して、全国の学校での講演やロケット教室も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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とある内科医
ta_chanko
ムーミン
Takumi
じーも@この度本屋さんとかを開きました