出版社内容情報
養老 孟司[ヨウロウタケシ]
著・文・その他
宮崎 徹[ミヤザキトオル]
著・文・その他
内容説明
ネコやヒトを救うAIMを発見し、創薬に向けた研究を加速している宮崎徹氏が、鎌倉に住む恩師・養老孟司氏を訪問する中で語り合われる「科学のハナシ」。
目次
第1話 於 鎌倉 養老邸 2021年3月(いにしえの「死」をいだく街、鎌倉;いつもいた「まる」との別れ;二人の獣医師との出会いから、ネコの体の「ごみ掃除」を研究 ほか)
第2話 於 鎌倉 養老邸 2021年5月(新型コロナワクチン接種は「壮大な実験」;専門家でないからこそ「ご破算で」ができる;科学者と政治家の感染症対策会議は「バベルの塔」みたいなもの ほか)
第3話 於 東銀座 時事通信社 2021年11月(AIM研究への寄付金、2億円を超える;幼虫・蛹・成虫でゲノム構造が異なっている点が多々あった;「なぜ完全変態しなければならなかったのか」という謎は残る ほか)
巻末レポート 養老先生へのご報告
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年、東京大学医学部教授を退官し、同大学名誉教授に。1989年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞
宮崎徹[ミヤザキトオル]
長崎県島原市生まれ。1986年東京大学医学部卒業後、同大病院第三内科に入局。熊本大大学院を経て、1992年より仏ルイ・パスツール大学で研究員、1995年よりスイス・バーゼル免疫学研究所で研究室を持ち、2000年より米テキサス大学免疫学准教授。2006年より東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター分子病態医科学教授。タンパク質「AIM」の研究を通じて、腎臓病や認知症をはじめさまざまな現代病を統一的に理解し、新しい診断・治療法を開発することをめざしている。2022年4月より一般社団法人AIM医学研究所代表理事・所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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