内容説明
国境を超えるコロナの猛威!主権国家の役割が問われる中、トランプ現象、ブレグジット、経済格差、難民危機、ポピュリズム、GAFA、感染症、地球温暖化、資本主義の終焉―直面するあらゆる難題の根底に迫る。
目次
第1章 「自由」と「民主」と国際秩序
第2章 グローバリゼーションという名で拡大する「自由」
第3章 暴走し始めた「自由」
第4章 「民主」による抵抗
第5章 「自由」と「民主」が激突するEU
第6章 「自由」と「民主」―どちらも守る
終章 コロナにも中国にも負けない社会へ
著者等紹介
平松武[ヒラマツタケシ]
1990年一橋大学法学部卒、外務省入省。在フランス日本大使館広報文化センター次長、在コートジボワール日本大使館次席、外務省国際組織犯罪室長、海外邦人安全課長を務めたほか、中長期の政策企画、経済協力(ODA)、原子力外交などを担当。コートジボワール内戦やアルジェリア・テロ事件の際には邦人国外退避にも携わる。内閣官房で、行政改革推進本部内閣参事官を務めた後、内閣情報調査室内閣参事官(国際部門)として国際情勢分析を担当し、現在外務省大臣官房付(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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