内容説明
お子さんの視力・目を良くするのは大人と違ってコツがあります。この本では机上の空論である「目を大切にした生活」なんてことは言いません。現実にできる範囲で、どうやって子どもに伝えたらいいのか、実践的なお話がしたいのです。
目次
第1部 こんな間違い、していませんか?(視力が下がった;視力が悪いときの対応;目が腫れた;勉強に集中できない;目やにが出たとき ほか)
第2部 注意すべき目の症状・病気(「目が悪い」ではなぜダメなのか?;子どもの目は成長する;遠視・近視って何?;乱視って何?;視力とは何か? ほか)
著者等紹介
平松類[ヒラマツルイ]
眼科専門医・医学博士・二本松眼科病院勤務・昭和大学兼任講師。彩の国東大宮メディカルセンター非常勤・山形県三友堂病院非常勤医師。テレビ・ラジオ・新聞等多くのメディアでも活躍している
蒲山順吉[カバヤマジュンキチ]
眼科専門医・医学博士・川口眼科勤務・昭和大学兼任講師。医療過疎の進む東北の基幹病院での医長時代に東北では初めてとなる緑内障の最先端手術を導入し多くの患者に光を与えた。現在も先進医療認定施設での執刀を担い地域医療の活性化に尽力する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
21
ちょっと娘さんの目が悪くなってきたので。自分の主治医とも色々相談中なので手に取ってみました。タイトルはちょっと決めつけっぽいですが、中身は一般論で、勉強する前の心構えといった感じです。2020/08/03
summer
1
読みやすかったです。気をつけようと思います。2025/08/22
いと
1
今の子供は目を悪くするリスクが高くなっている気がして書店でタイトルを見て購入。本書は眼科医の視点から親が知るべき事を基礎から教えてくれた。遠視・近視・乱視って何?では自分の無知さを痛感。おわり書きで、昭和20年代は9割以上の子供は視力が良かった。しかし、2018年は視力1.0未満の小学生は32.5%超で過去最高を更新。一方、虫歯の頻度はこの40年間減り続けている という記載が興味深かった。親の意識で予防できている事、できていない事が浮き彫りになっている。『目の健康』しっかり向き合っていきたいことです。2021/08/25
cameraf6
0
子供の目は親が守ってあげないといけないと強く思いました。2022/01/30
卓ちゃん
0
さまざまな都市伝説を否定するが、それでも、しろうとの自分にはなかなか理解しがたい。 あくまでもメガネは裸眼でピントが合わないところを見えやすくするための「道具」なので、「メガネをしないで訓練する方がいい」という間違った判断をしてしまうことがあることに警鐘を鳴らす。近視の場合は、遠くが見えにくいときにかければいいだけの道具であり、かけたり外したりしても目に何の影響もない。治療ではないので、メガネをしたから近視が進まなくなることも逆に進むこともない。 それが、自分にはきちんと理解できない。2020/09/22




