内容説明
戸籍を取り寄せて、5代前まで。郷土史やお寺の記録で、江戸時代の先祖まで。苗字を調べて、平安時代まで!?物語形式だから、具体的にわかる家系図の作り方。
目次
プロローグ 初めて見る戸籍
第1講 1000年さかのぼる家系調査
第2講 戸籍以上のことを知るには…―土地と苗字の基礎資料集め
第3講 先祖はどんな生活をしていた?―本格調査1「文献からの情報収集」
第4講 お墓や菩提寺、家紋を調べよう―本格調査2「人からの情報収集」
第5講 世界に一つしかない『自家の歴史書』―家系調査をまとめると、家宝になる
エピローグ 先祖が住んでいた地へ
著者等紹介
渡辺宗貴[ワタナベムネタカ]
家系図作成代行センター株式会社代表。行政書士。北海道釧路市生まれ。行政書士として開業当初、たまたま家系図作成という業務があることを知る。興味から自分の戸籍を取って家系図を作ってみたところ、意外な手続きの面倒さ、古い戸籍の文字を読む難しさを知り、以後、専門業務として扱う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のり
8
家系図を作ろうにも知っているのは祖父母まで。そこから先のご先祖様がどのような人たちだったのか、詳しく知りたくなりました。自分だけで調査を進めるのは大変ですが、自分のルーツを知るのは興味深いです。2019/05/30
てくてく
7
書店で立ち読みしてとても気になっていて購入。子どもに残す宝として家系図は作成してみようかなという気になった。類書の中ではこれが一番読みやすくてためになると思う。2021/04/28
湖桃
6
自分のルーツを知りたくて読みました。すごく興味がありますが、調べるのは とても大変そうです。自分の両親にも両親がいて、ご先祖様は倍倍に増えていき、10代前では1024人、20代前では100万人を超えるとの事。その中の一人でも欠けていたら 私 は生まれていなかった…。この本を読んであらためてご先祖様に感謝です。恥じないように頑張って生きよう、と思いました。2021/03/21
四不人
4
老いを感じ始めて、自分のルーツに興味が出てきたので、ちょうどど真ん中の内容。戸籍の見方は参考になったが、それ以外の調査法は描いてあるほど手軽では無さそう。最初、物語仕立てのとこは不要のように思ったが、最後はちょっと良かった。2019/09/08
ありばにあ
4
読んだら家系図を作ってみたくなりました。高校3年生の美々ちゃんと一緒に家系図を作っていくので、実際に作成するときにどう動けばいいのかわかりやすいです。戸籍の見方も丁寧に解説しているし、調べるときの参考資料も具体的に載っているのも良いですね。とりあえず戸籍だけでも取っておこうかな。2019/09/03