出版社内容情報
2017年春、公刊した『明るい公務員講座』の“中級者”編です。「一歩上を行く仕事術」を手取り足取り分かりやすく伝授します。【本書内容より】
● 仕事には「能率」と「質」がある。
● 職場の技能を磨くのは「仕事術=ハウツー」と「自己啓発=心構え」。
● 考える力、判断力、決断力は日々の仕事を通じて養われる。
● 住民に「あなたの税金でこの仕事をしています」と説明できるかどうかが判断の分かれ目。
● 「できる職員」は引き継ぎ書を見れば分かる。
● あなたが苦労したことはノートなどに書き込んでおき、半年に1度くらい整理する。
● 3大無駄は、?会議、?資料作り、?パソコン。
第1章 仕事の達人になろう
第1講 できる職員
能率と質を上げる/参考になるビジネス書/本で学べることと学べないこと/今の仕事に上達する/なぜ仕事が進まないか/気が進まない仕事/邪魔を減らす/つまみ食いはいけない
第2講 第一人者になろう
おかしいと思う目/評論家になるな/逃げてはいけない/改善で力量を発揮する/課題を見つける
第3講 良い引き継ぎ書
引き継ぎ書の重要性/組織の力を向上させる引き継ぎ書/執務要領を改良する
第2章 無駄をなくすスマート仕事術
第4講 職場の無駄1 会議
何のための会議か/会議を開かない/参加者を絞る/時間を限定する/会議より結論/意見が出る会議/会議準備の無駄
第5講 職場の無駄2 資料作り
パソコンの落とし穴/パソコンが招く労働強化/書式を決めておく/パワーポイントを使うな/庁内説明資料と住民広報資料は別/体裁に時間をかけるな/時間はコストを伴う/不要な資料を作らせない
第6講 職場の無駄3 パソコン
電子メールの罪/むやみに送らない/表題を工夫する/仕事の邪魔をさせない/インターネットの罪
第3章 考える力
第7講 判断力を養う
考えることと伝えること/知識・経験・情報量、道筋を考えること/相談する人を知っている/判断の模擬訓練/さまざまな職場経験/判断の基準・3つの視点
第8講 知識の多さと視野の広さ
あなたの知識は時代遅れ/知識の高さと広さ/向上心を持ち続けよ/研修と自己啓発/新聞で社会を知る/斜め読みと熟読と/アリの目とタカの目/先を読む
第9講 勉強を続けよう
専門分野を持とう/勉強の苦しみと楽しみ/勉強のテーマはあなたの目の前に/自治体職員への期待/専門家と話そう/異業種交流の勧め/会うことの重要性
第4章 伝える技術
第10講 話す技術
話してみよう書いてみよう/話すことは難しい/おしゃべり・対話・討論/何を伝えたいのか/冷静に熱意を伝える/雄弁は銀、沈黙は金ではない/異論の同意/人前でしゃべる
第11講 書く技術
書くことは勉強/相手の立場に立った文書/図表の使い方/メモ取りは難しい
第12講 私の作文術>
文章作成を料理にたとえると/ブロックの積み上げ/手書きの力/封緘と宛名書き
第13講 人を動かす
人の話を聞く/優越感に浸っていては駄目/後輩を育てる/欠点を知る/相手を動かす
第5章 ワークライフバランス
あとがき
岡本 全勝[オカモト マサカツ]
著・文・その他
内容説明
なぜこんなに忙しいのか。なぜ仕事が終わらないのか。それは仕事に無駄が多いから。パソコンは時間泥棒。無駄な会議をなくすコツは、会議を開かないこと。どうしても必要な会議は人数を絞る。「3人集まれば文殊の知恵」「10人集まると無責任の塊」。パワポ資料作成は趣味に入り、終わりがない。時間割をつくり、集中して取り組め。作業が終わったら、時間割に×で達成感。伝授!全勝流「働き方改革」!
目次
第1章 仕事の達人になろう(できる職員;第一人者になろう;後輩を育てる)
第2章 無駄をなくすスマート仕事術(会議に時間を取られない;時間をかけない資料作り;パソコンに使われない)
第3章 考える力(判断力を養う;知識の多さと視野の広さ;専門分野を持つ)
第4章 伝える技術(話す技術;書く技術;私の作文術;人を動かす)
第5章 ワークライフバランス(二人でつくる家庭;2枚目の名刺;人生を企画する)
著者等紹介
岡本全勝[オカモトマサカツ]
1955年、奈良県生まれ。東京大学法学部卒。自治省入省。富山県総務部長、総務省交付税課長、内閣総理大臣秘書官、自治大学校長、東京大学大学院客員教授、復興庁事務次官などを経て、2016年から内閣官房参与。慶應義塾大学法学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じん
まる@珈琲読書
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ちょのさん。