目次
1 自治体におけるPR戦略とは
2 ストーリーをつくる
3 改革は細部に宿る―PR手法
4 キーワードは、オープンマインド―他組織とのコラボレーション
5 課題解決に向けた戦略づくり
6 海外におけるPR戦略
7 これからの自治体PR戦略
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
May
3
一番の興味は事例での受託料金はいくらだったんだろうというもの(笑。下世話な興味というのではなく、払う側としては重要なのだ。また、17の事例について、成功した(自治体の評価が気になるなぁ)理由等を解説していく本書は、こうした仕事についている人には参考となるだろう。門外漢の私もなるほどと思ったし。でもね、一般的に言えば、広告代理店等との仕事で一番知りたいのは、働かない担当者の尻ぬぐいをしないで済む方法なんだよね。きっと代理店側もそう思ってるだろうけど(苦笑。必要なのは、やっぱり信頼関係を築くことかなぁ。2023/04/08
鈴蘭
0
PRは奥が深いんだなぁ。さいたま市のロクマル、滋賀県の広報動画が興味深かった。2017/03/28
経緯
0
PRとはコミュニケーションである。情報を流して終わりではない。いかにターゲットのニーズを分析するかということと、事業の効果を正確に測定することが大事だというのは多くの事例に共通していると思う。ストーリーを作るという観点では人々をどんどん巻き込んでいく戦略(くまモン)が良い。きめ細かいおもてなしや「1人でやってみる」という行動の早さ(熱海観光)も行政には参考になる。そのほか、地域に必要なものを見極め、アイデアのエッジを丸くせずに実現させること(サガプライズ)、様々な考えを持つ人々に寄り添う(浦安)など。2019/01/27