内容説明
ビジネス、あらゆる組織のマネジメントに役立つすべての訓示を集大成。警察庁入庁前、吉本興業に誘われた過去をもつ博覧強記の人が日本の訓示文化を変える!警察ミステリーの旗手、堂場瞬一氏との特別対談を収録!
目次
コミュニケーション
危機対応
マネジメント
計画立案
人事管理
人材育成
業務改善
広報戦略
複眼思考
著者等紹介
池田克彦[イケダカツヒコ]
第88代警視総監。1953年、兵庫県生まれ。1976年、京都大学法学部卒業後、警察庁入庁。警視庁広報課長、警視庁警備第一課長、岩手県警本部長、警視庁警備部長、埼玉県警本部長、警察庁警備局長などを歴任。2010年、第88代警視総監に就任。警備警察の第一人者として知られる一方で、雑学やユーモアにも造詣が深い。2011年に退官後、原子力規制庁の初代長官を務める。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さき@merry
15
説教というと堅苦しい感じに思うが、聞き手を意識してユーモアや雑学を取り入れているので、読みやすい話ばかり。スピーチの構成は模範的で、目的ごと(組織の結束力を高めるために…等)に分けて収録されている。そのため、「スピーチ頼まれちゃった!どうしよう」という時に辞書のように引き、少しアレンジして話す、という使い方もできそう。こんな説教なら、毎日でも聞きたいな。2016/10/02
かど
1
うんちくを含んだ訓示集。警視総監だった著者が語った内容のようで、リアルタイムでないとイマイチな箇所もあるけど、ボリュームがあるからかいつまんで読むだけでもおもしろい。2019/02/05
鈍足君
0
上司の心得論本は、能書的な内容のものが多いのですが、本書は、危機管理組織である警視庁の元トップが自らの経験に基づいて語っているので説得力があります。大体、上司の指示というのは、鬱陶しくて退屈なものですが、このようにうんちくを絡めてくれれば、面白くて耳を傾ける気になると思います。心に残るのはうんちくの部分だけで肝心な指示の部分はどこかに飛んでいったりして。堂場さんは、好きな作家なので、最後の対談は楽しめました。一番心に響いたのは「幹部たる者、部下と知を競うな」。いますよね、部下がライバルの変な上司って。2017/05/06
こ~じぃ。。
0
前職の会社で行われている”所感”のネタにいいかな。。2016/12/14