目次
第1章 鍵盤楽器の歴史
第2章 弦楽器の歴史
第3章 木管楽器の歴史
第4章 金管楽器の歴史
第5章 打楽器の歴史
第6章 日本の楽器の歴史
第7章 民族楽器の歴史
著者等紹介
守重信郎[モリシゲノブロウ]
武蔵野音楽大学器楽学科ヴィオラ専攻及びザルツブルクモーツァルテウム音楽大学ヴィオラ科卒業。日本大学大学院総合社会情報研究科博士課程人間科学専攻修了。1985年より武蔵野音楽大学楽器博物館に勤務。第2回国際芸術連盟音楽賞受賞。1998年より武蔵野音楽大学社会人のための夏期研修講座講師(「楽器学入門」担当)。現在、武蔵野音楽大学楽器博物館主任・学芸員。武蔵野音楽大学及び日本大学講師。日本音楽学会、日本教育学会、日本社会教育学会会員。博士(総合社会文化)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ティス@考える豚
2
写真で視覚的にもわかりやすい良い資料集。楽器学は20世紀から勃興した主に『分類法』『歴史』『構造』『用法』に区分けされる学問。この本は主に初学者向けの概論的な資料集。目次は『鍵盤』『弦』『木管』『金管』楽器の歴史、『日本伝統楽器の歴史』『民俗楽器の歴史』と主に『分類法』と『歴史』を中心にまとめられている。楽器学の入門書として良いかと。2016/02/13
Eu
0
音楽の歴史を理解するのに、作曲家の系譜を辿るよりもまず楽器の発達の歴史を踏まえておくのはいい方法かもしれないな。同じ楽譜を、同じ名前で呼ばれている楽器で演奏したとて、作曲当時の音とは絶対に同じではあり得ないのだなぁということを思い知らされた。2019/06/10