内容説明
心臓外科のスーパードクター南和友と16人の医療スペシャリストが日本の医療危機の実態を抉り、改革の処方箋を用意!
目次
第1章 いま、日本の医療現場で起きていること(日本の医療がドイツから学ぶべきこと;日本の医療の問題点;勤務医の負担は軽減できるか;中堅心臓外科医の日常勤務の実態;医師不足解消のために―NP、PAの役割)
第2章 医師と患者の間(患者に選ばれる病院づくり;医師に望むこと、患者に望むこと;良い医師を見つける患者力)
第3章 医師を育てる(医師養成のあるべき姿;日本で良い外科医を育てるために;海外で活躍する日本人医師)
第4章 医療改革を進める仕組みづくり(医療改革のためのリーダーシップ;医療・福祉の向上と経済成長;在宅チーム医療での特定看護師の役割)
第5章 日本の医療を創るために(日本の医療と海外の医療の違い;必要な医療の再編;高齢社会の介護の実態;kれからの日本n医療改革 現実的な処方箋)
著者等紹介
南和友[ミナミカズトモ]
ドイツ・ボッフム大学永代教授、医療法人北関東循環器病院院長。1946年大阪生まれ。74年京都府立医科大学卒業。76年ドイツ国費留学生(DAAD)としてデュッセルドルフ大学外科へ入局。以後30年間にわたりドイツで心臓血管外科医として活躍。84年バードユーンハウゼン心臓・糖尿病センター主席心臓外科医。89年同センター副所長、臨床外科教授に就任。2004年ボッフム大学永代教授に日本人として初めて任命される。05年から10年にかけて日本大学医学部心臓血管外科教授を務める。10年医療法人北関東循環器病院の病院長に就任。これまでにおよそ20,000例の心臓・血管・肺手術を執刀。国内外の20以上の学会員・評議員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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