南相馬10日間の救命医療―津波・原発災害と闘った医師の記録

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南相馬10日間の救命医療―津波・原発災害と闘った医師の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788711693
  • NDC分類 498.89
  • Cコード C0036

内容説明

3.11の東日本大震災で、地震、津波に加えて原発事故に襲われた南相馬。放射能の恐怖のなか、「安全」と「危険」の境界線で生命を救い、地域医療を守るために闘った医師と病院の苦闘と軌跡。

目次

第1章 3.11―激震
第2章 3.12―原発、新たな被災
第3章 3.14―「被曝地区」南相馬
第4章 3.17―20~30キロ圏内の孤立
第5章 3.29―再び南相馬へ
附章 東日本大震災と原発災害における南相馬の医療

著者等紹介

太田圭祐[オオタケイスケ]
2006年3月愛媛大学医学部卒業、同年4月刈谷豊田総合病院研修医。2008年4月社会保険中京病院救命救急科、脳神経外科レジデント。2010年7月南相馬市立総合病院脳神経外科医師、リハビリ科医師。2011年4月名古屋大学附属病院脳神経外科医員、名古屋大学大学院生。2011年11月磐田市立総合病院脳神経外科医師。所属学会は、日本救急医学会、日本集中治療医学会、日本脳神経外科学会、日本脳卒中学会、日本脳神経血管内治療学会など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遅筆堂

21
震災から2度訪れた南相馬市なので、読んでいてもその苦労や様子が目に浮かぶようだ。震災当日から市民病院で救急医療に当たった若い医師の体験記だが、元々出版を前提としていない記録から起こした文章なので、詳細でリアルである。時間の経過とともに混乱が増し複雑化ていく様子が本当に怖い。特に原発事故の影響はすさまじく、あれがなければという思いはヲレと同じだ。残念なことは、あれだけの恐怖を感じながら、明確に原子力発電を否定していないこと。それは著者が南相馬市を仮住まいと思っているからだろうか。2012/01/21

Humbaba

4
ゴールがどこにあるのかわからない状態は、非常にエネルギーを消耗させる。頑張った先が想像できるからこそ力を振り絞ることも出来るのであり、底が見えない場合には何時まで頑張ればよいのかもわからず上手く回らない。だからこそ上に立つ人間はゴールを見せてチームを一つにすることが重要な責務となる。2016/10/22

omatsu

2
本の内容は、それほど目新しいことはない。著者の若手医師の正直な気持ちが散りばめられており、自分の家族と、いま目の前にいる患者の命を天秤にかけて葛藤し、そんなかなでも、南相馬の震災直後の人々の命のために奮闘した気持ちに感謝です。その時その時にベストを尽くさないと後の自分の人生の後悔となる。あの時の自分を胸を張って後で語れるか?そんな気持ちだった。2014/08/11

inarix

2
3.11東日本大震災。3.12福島第1原発1号機爆発事故。複合災害に見舞われた福島県南相馬市、国道6号線の東に位置する南相馬市立総合病院は、運び込まれてくる津波に巻き込まれた怪我人、その治療にあたるスタッフ双方ともに泥まみれの野戦病院のような有り様だった。周辺の私立病院や薬局は相次いで閉鎖し患者が市立病院に集中、薬や食料の不足が深刻化するが、南相馬市全体が危険地域と見なされ支援も届かず、重症患者の搬送すらままならない。極限状態のなかで多くの生命を救い、地域医療を守る最後の砦となった医師と病院の苦闘の記録2013/11/23

gurisan

0
やはり南相馬市を訪れる際の参照にとの一冊。明確に原発を否定していないことに、地域との温度差を感じているけれど、医師ならではのバランス感覚ではと思う。やはり、これまで受け入れてきたために成り立ってきた、崩壊を免れてきた暮らしという視点も必要であり、それだからこそ難しい問題なんだと思う。しかし、現場の混乱はかなりひどい。その中でみな、災害時の対応をとても真摯にやっていると思う。★★★★☆2013/03/27

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