内容説明
市場はますます肥大化し、“黒洞(ブラックホール)”のように世界のモノ・カネ・ヒトを吸い込んでいく中国経済。日本は吸い込まれる道をえらぶのか、それとも積極的に取り込んでいくのか。日本の取るべき戦略を考察する。
目次
第1章 外部危機に強く、国内政変に弱い中国経済
第2章 中国13億人の“黒洞(ブラックホール)”
第3章 中国「爆消」時代―世界を席巻する巨大市場の行方
第4章 中国の巨大市場に舵を切れ!―迫られる日本の戦略転換
第5章 2020年に中国人1000万人が日本を訪れる
第6章 中国ビジネスリスク
終章 東アジアに中国市場圏が形成―どうする日本
著者等紹介
沈才彬[シンサイヒン]
多摩大学経営情報学部教授、同大学院教授。1944年中国江蘇省海門市生まれ。81年中国社会科学院大学院修士課程修了、同大学院講師。84年から、東京大学客員研究員、早稲田大学客員研究員、中国社会科学院大学院準教授、御茶ノ水女子大学客員研究員、一橋大学客員研究員を歴任。93年に三井物産戦略研究所主任研究員、01年同研究所中国経済センター長を経て、08年4月より現職。主な兼職に2008年~09年国土交通省観光立国推進戦略会議WG委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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