内容説明
この一言で中国人がグッとくる72のことわざを、上海出身の作家・ジャーナリストの莫邦富が厳選。最近の出来事を例に挙げ、ことわざから中国社会の深層心理に迫る。
目次
第1章 中国社会に溶け込むための近道(不打不成交―婉曲な日本人と率直な中国人;以身作則―中国人が敬う工場長の生活態度 ほか)
第2章 中国ビジネスに欠かせないことわざと慣用語(不抛棄、不放棄―中国の大ヒットドラマからの言葉;信用為本―信用こそが日本企業を守る宝物 ほか)
第3章 中国ビジネスではスピードが求められる(快魚喫慢魚―天津と青島に見る都市間の競争;先下手為強―中国語のネーミングは先手必勝 ほか)
第4章 優れた将軍の部下に弱兵はいない(強将手下無弱兵―勝ち戦が人材育成に最良の方法;水往低処流、人往高処走―社員の定着とやる気を維持するIT企業 ほか)
第5章 泰山、黄河、長江を知らなければ、中国を語れない(三十年河東、三十年河西―黄河の流れが中国人の価値観を形成;長江不拒細流、泰山不択土石―胸襟の広い人間にたとえられる長江 ほか)
著者等紹介
莫邦富[モーバンフ]
作家・ジャーナリスト。1953年中国・上海生まれ。上海外国語大学卒業後、同大学講師を経て、85年に来日。日本にて修士、博士課程を修了。知日派ジャーナリストとして、政治経済から社会文化にいたる幅広い分野で発言を続け、「新華僑」や「蛇頭」といった新語を日本に定着させた。博報堂スーパバイザ。ニューコン株式会社社外取締役。三菱UFJ信託銀行業務顧問。大妻女子大学特任教授。山梨県観光懇話会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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