内容説明
父と息子―二人の俳人が紡いだ人生模様!加藤楸邨、石田波郷、西東三鬼、楠本憲吉、山口誓子、金子兜太など著名俳人と織りなすドラマの数々。
目次
第1章 南北抄(プロローグ 北舟子と南舟子;父の後ろ姿;南北序抄 平成七年春~;船出;南北次抄 平成九年春~ ほか)
第2章 折々(思い出の句;左回りの日時計なれば;十七文字に賭ける心熱き男たち;七夕句会;返済不能の債務超過 ほか)
著者等紹介
吉田南舟子[ヨシダナンシュウシ]
本名:吉田菊次郎。1944年東京生まれ。明治大学商学部卒業後渡欧し、フランス、スイスで製菓修業。その間数々の国際賞を受賞する。帰国後「ブールミッシュ」開業(本店・銀座)。現在同社社長の他、製菓・フード業界のさまざまな要職を兼ねる。文筆、テレビ、ラジオ、講演などでも活躍。2004年、フランス共和国より農事功労章シュヴァリエ、および厚生労働省より「現代の名工・卓越した技能者」を受章。2005年、政府より「若者の人間力を高めるための国民会議」委員を拝命。1995年「寒雷」入会。日本ペンクラブ、日本文藝家協会、現代俳句協会各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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