内容説明
こんな楽しいチャレンジがあったのか?童話とお菓子の世界を、夢とイラストとレシピで結ぶ楽しい試み。お菓子のエピソードも満載!「チョコレート工場の秘密」にも迫ります。
目次
January―赤ずきん・スコーン
February―チョコレート工場の秘密・くるみ入りチョコレート・バヴァロワ
March―ヘンゼルとグレーテル・お菓子の家
April―スプーンおばさんのゆかいな旅・ワッフル
May―鏡の国のアリス・パンプディング
June―ピノッキオの冒険・ティラミス
July―風のにってきたメアリー・ポピンズ・ジンジャーブレッド
August―人魚姫・クランベリーヨーグルトジェリー
September―ブレーメンの音楽隊・プレッツェル
October―白雪姫・まるごと姫リンゴパイ
November―シンデレラ・かぼちゃのムース
December―モミの木・もみの木タルトレット
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
49
読み友さんのレビューに惹かれて。童話から連想されるお菓子たち。その作り方から歴史までをぎゅぎゅっと凝縮したなんとも嬉しい美味しい1冊♡ページを捲れば甘い香り漂うようでにまにま。童話の世界にお菓子の存在は欠かせない?旅支度の大事なツールであったり、その甘さが時には悪の誘いであったり。どんな残酷なお話でもお菓子が登場するだけで、ぐっと引き込まれてしまうのは、子どもならなおさら。その歴史にも、さまざまな思いが込められているのが興味深い!たかがお菓子、されどお菓子…ホントそう♡未読の童話も読みたくなりました!2021/04/09
ぶんこ
47
読友さんの感想を拝見して、これは是非作ってみたいものと読んでみました。お菓子が童話っぽいものと思っていたので、いささか調子が狂って作る気が失せる。それでも姫りんごのパイやカボチャのムースは作りたくなりました。姫りんごは当地では入手困難なので、多分夢で終わりそうです。紹介されている童話はお馴染みのものなのが良かったです。次回は「赤毛のアン」「丘の家のジェーン」に出てくるお菓子の本が読みたくなりました。2021/06/23
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
47
タイトルに惹かれて手にとった1冊。簡単な童話のあらすじ、その童話からイメージしたお菓子、そのレシピ、そしてお菓子のこぼれ話をひと月ごとに1年分を紹介。6月の「ピノッキオ」に出てくるテイラミス。イタリア語では、「私を元気に陽気にさせる」という意味らしい。このお菓子に含まれるエスプレッソのカフェインの強い働きが食べる人の気分を高揚させるというのには納得。イラストもかわいい。1冊で4度楽しめる。2021/01/06
花林糖
25
12のお話から1つのお菓子を1月~紹介。白雪姫のあらすじ→「まるごと姫リンゴパイ」このお菓子を選んだ理由→レシピ→このお菓子についての豆知識。其々この様に紹介されていて可愛らしい絵と美味しそうな写真、読み応えのあるコラムと美味しいとこだらけで楽しい本。「1月赤ずきん/2月チョコレート工場の秘密/3月ヘンゼルとグレーテル/4月スプーンおばさん/5月鏡の国のアリス/6月ピノッキオの冒険/7月風にのってきたメアリーポピンズ/8月人魚姫/9月ブレーメンの音楽隊/10月白雪姫/11月シンデレラ/12月モミの木」2021/05/25
Mer
9
レビューで気になって。 これは手元に置いて、大事に大事にしておきたい本。1年間(12ヶ月)を12の童話とそれに合う12のお菓子とレシピ、歴史も紹介されている。どれも幼少期に触れたことのある本ばかりで懐かしい想いと共に、お菓子の幸福感で満たされる匂いを想像しては「あはぁ〜❤︎」とデレデレしてしまう。 宮内ヨシオ氏のイラストが可愛いすぎる❤︎ 包装紙があったら間違いなく頼んで包んでもらうっ!! そしてなんと、続編「ヨーロッパスイーツ街道」がある事を知ってしまった! これは読まねばなるまいぞ。2021/06/04