血痕は語る

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788701694
  • NDC分類 327.63
  • Cコード C0036

内容説明

尿、血液からDNAまで、鑑定歴30年の科学警察研究所女性鑑定官が語る事件の数々。

目次

プロローグ 初めての鑑定―科学警察研究所というところ
第1話 歩く血痕
第2話 Rホテル殺人事件
第3話 キメラ
第4話 親子鑑定
第5話 人獣鑑別
第6話 尿斑
第7話 流動血―強姦事件
第8話 性癖―DNA型鑑定の現在

著者等紹介

坂井活子[サカイイクコ]
東京生まれ。共立薬科大学薬学部薬学科卒業。神戸大学医学部生化学第二教室(西塚泰美前神戸大学学長研究室)の立ち上げ時に、技官として在室する。国家公務員試験上級職(薬学)合格後、1971年に警察庁技官として科学警察研究所入所。法科学第一部法医第二研究室に配属。以後、研究員、主任研究官、法医学第二研究室室長を経て、1997年より部付主任研究官。専門は、血液・体液(唾液、精液、腟液、汗、尿、肉汁など)の性状、血液型、DNA型の鑑定
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みんにゃりん

14
「殺人犯はそこにいる」からの本書です。2001年著ということで、足利事件の11年後、冤罪事件となるのはそこから8年後となる時系列のよう。皮肉だなぁと感じたのは最終章で「DNA型鑑定の結果から、逆に犯人を特定しようとすると、必ずどこかで間違いを犯すことになる。」と述べている部分。ココまで思っていてもまんまと型から犯人を特定しようとして冤罪事件を生んじゃってるんだよなぁ。一つの失敗で全否定をする気は無いけれど、間違った鑑定で冤罪事件を生み出した反省と謝罪はするべきなのではないかな。2015/03/14

はる

12
図書館本。ふと書名が目にとまって借りてきたけれど、なんだかしっくりしないままに読み終える。ほんとうにあった事件はやはり妙に生々しい。(抗ヒトヘモグロビン沈降素以前の潜血検査!たいへん過ぎ。というより試薬が仕事しすぎ)2016/09/09

Humbaba

10
正しい分析結果を出したとしても、そこに持ち込まれていたものが誤っていれば鑑定結果に意味は無い。そのことを理解して、自分たちの仕事の範囲を認識する。何でもできるわけではなく制限があることを理解した上で、必要な情報を集める事こそが重要である。2015/05/28

naginuko

8
「真犯人はー」からこっちに来たのだが、肝心の足利事件についてはなにも語られていない。「DNA型鑑定はあくまで型を分類するもの、血液型の鑑定となんら変わらない。捜査を補佐する役割しか担えない。ここを間違えると、いつかとんでもないことが起こる…」というのが精一杯の自己弁護か。自身の鑑定結果が17年もの冤罪を生んだことに関してはどう思っているのだろうか。この本を上梓したのは2001年。まだ再審請求の道は開いていなかったが、言い訳がましいことを書いてあるのは、正確性に疑いがあることがわかっていたからではないのか。2015/05/03

あられ

7
『殺人犯はそこにいる』に出てきた本。「被疑者が犯人であるか否かは、鑑定官が言及することではないのだ。」との一文を見つけたが。全体を見渡すと、こんな事件も、あんな事件も、鑑定で解決しました、と自慢気。間違ってはならない鑑定で、間違ったことは全くなかったような書きぶりだが、間違ったこともあったと、認めてほしいところだが、世界がひっくり返りでもしなければ認めないのだろう。子育てについては、同感する部分があったが、出版当時も、いまはさらに、子連れで行けるような牧歌的な職場は皆無だろう。2014/03/16

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