内容説明
国の防衛、安全保障を米国に依拠し、経済的国益を求めた「吉田外交」、これを継承してきた日本外交はこのままでよいのか。外交問題の論客8人が鋭く抉る。
目次
序章 戦後外交の背後にあるもの―日本人のアイデンティティー
第1章 「吉田ドクトリン」の成立とその遺産
第2章 日本の「国柄」はいかにあるべきか
第3章 米ソ冷戦と日本外交
第4章 戦後の中国の対日政策と日本―日米安保条約と台湾問題を中心に
第5章 戦後の日台関係
第6章 戦後の日ソ・日ロ関係を検証する
第7章 日本の中東資源外交
第8章 冷戦と日本、核と軍縮の歴史
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- 和書
- 忘れられている先祖の供養