ジャーナリズムと記憶の社会学―戦場体験者なき時代の八月ジャーナリズムへ

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ジャーナリズムと記憶の社会学―戦場体験者なき時代の八月ジャーナリズムへ

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788519305
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C3036

出版社内容情報

現在の出来事に関心をもつジャーナリズムが、なぜあの戦争を報じ続けるのだろうか。そこで生み出される国民的記憶にはどのような物語が掬い取られ、あるいは黙殺されるのだろうか。ジャーナリズム実践論をもとに八月ジャーナリズムを再考する。



※メディア記憶論にはじまり、ジャーナリズム記憶論、そしてジャーナリズム実践論へと理論的な再構成を行う。



※ジャーナリスト個々人の取材・報道といった実践は、八月ジャーナリズムの定型文を打ち破る可能性を秘めている。


【目次】

内容説明

戦場体験者なき時代に八月ジャーナリズムは何を紡ぐか。現在の出来事に関心を向けるジャーナリズムが、アジア・太平洋戦争を報じ続けるという特異な現象。そこで生み出される国民的記憶には、誰の物語が選び取られ、誰の物語が忘れ去られるのか。ジャーナリズム実践論をもとに八月ジャーナリズムを再考する。

目次

ジャーナリズム実践へのまなざし
第一部 記憶の社会学とジャーナリズム実践(メディア記憶論の再構成;国民的記憶を再生産する記念日ジャーナリズム;対話的なジャーナリズム実践から「記憶の当事者」へ)
第二部 「八月ジャーナリズム」とアジア・太平洋戦争の記憶(「八月ジャーナリズム」の二つの側面;「八月ジャーナリズム」が再生産する特攻の記憶;マニラ市街戦における「受難」の記憶;対話的なジャーナリズム実践と体験者の個人的記憶)
体験者なき時代の「八月ジャーナリズム」へ

著者等紹介

佐藤信吾[サトウシンゴ]
早稲田大学社会科学総合学術院准教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員(DC1)、大妻女子大学社会情報学部専任講師を経て、2026年4月より現職。第38回電気通信普及財団賞(テレコム人文学・社会科学学生賞、奨励賞)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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わたる

2
メディア記憶論の観点から日本の「八月ジャーナリズム」を論じた本。メディア記憶論とは、1990年代以降に戦争体験者が減る中でその記憶を繋いでいこうと起きた運動である。日本では8月になると戦争の特集が増える。それは原爆忌と8/15の終戦の日が重なるからなのだが、ポツダム宣言受諾は8/14だし降伏文書調印は9/2。8/15:玉音放送を取り上げるのはいわば神話的だし、8月を取り上げようというメディアに作られたものである。<コメントに続く> 2026/07/11

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