出版社内容情報
ヒトはなぜ炎上に参加し、フェイクや分断はいかに生まれるのか。それはネット固有の問題ではなく、人類のモラルと集団性に根差す現象だ。進化論や大規模ソーシャルデータ分析、そして「累積的文化学習論」から解く、ネット世論の動因と日本社会の課題。
好評既刊『ハイブリッド・エスノグラフィー』の著者による、ネット世論研究の集大成
【目次】
内容説明
ヒトはなぜ炎上に参加し、フェイクや分断はいかに生まれるのか。「累積的文化学習論」から解くネット世論と日本社会の課題。それはネット固有の問題ではなく、人類のモラルと集団性に根差す現象である。文化人類学や進化論的アプローチを背景に、大規模なウェブ調査と1150万件におよびソーシャルデータ分析から示す、ネット世論研究の集大成。
目次
第1部 ネット世論の形成と動因を分析する文化進化論的枠組(ネット世論形成回路と「語り」としてのネット世論;「第三者制裁」としてのネット炎上;累積的文化学習論とネット世論の基底―協力・規範・制裁;学習実践共同体とネット世論の動員―真実デフォルト内集団・集団間競合・群集行動)
第2部 ネット世論動因の構造―道徳基盤・社会的支配志向・仮想型有能感(ネット世論とモラル―OPOSアンケート調査設計;2018WIP調査にみる社会的分断;ネット世論関連行動(炎上・技込・閲覧)は何に拠るのか?
仮想型有能感とネット世論関連行動―20ウェブ調査分析)
第3部 何がネット世論の関心か―OPOSソーシャルデータ分析から(OPOSソーシャルデータ分析と2015ヤフコメ分析;集団間競合・公正さを巡る争い―OPOS 2015ソーシャルデータ分析;国家・右派左派・政党・ジェンダー・格差―OPOS 2016ソーシャルデータ分析;ネット世論形成におけるバイアス)
第4部 ネット世論からみる現代社会の課題(「文化イノベーション社会」としての学習実践共同体)
著者等紹介
木村忠正[キムラタダマサ]
東京大学大学院総合文化研究科文化人類学専攻修士課程修了、修士号取得。2010年6月ニューヨーク州立大学バッファロー校大学院人類学部よりPh.D取得。早稲田大学理工学部教授、東京大学大学院総合文化研究科教授などを経て、立教大学社会学部メディア社会学科教授。CS朝日ニュースター「ニュースの深層」キャスター、総務省情報通信審議会専門委員、社会情報学会会長などを歴任。専門はネットワーク社会論、メディア・コミュニケーション研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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