出版社内容情報
簡単な分子にすぎないRNAが、どうやって宇宙で最も複雑と言われる脳神経系へと進化し、心を生み出したのだろうか。自然科学の知識という船に乗って、「感覚」「運動」「情動」「記憶」「覚醒」という5つの領域を巡り、その道筋を探る知的冒険の旅。
【目次】
内容説明
簡単な分子にすぎないRNAが、どのように脳神経系へと進化し、心を生み出したのか。脳は神経細胞という生き物が無数の接合部を作ってネットワークになり、相互作用しあっている広大無辺の天地だ。単純な細胞から複雑な脳への階層的な進化、心が生み出された道筋を、科学という船に乗って、「感覚」「運動」「情動」「記憶」「覚醒」の5つの島々を巡りながら探る航海。
目次
第1章 神経細胞は1つの生物
第2章 感覚はどこから来たか
第3章 運動はどこから来たか
第4章 情動はどこから来たか
第5章 記憶はどこから来たか
第6章 意識の覚醒はどこから来たか
第7章 脳神経系はどう階層進化したか
著者等紹介
実重重実[サネシゲシゲザネ]
1956年島根県出身。元・農林水産省農村振興局長。階層生物学研究ラボ研究員。10代のとき「フジツボの研究」で科学技術庁長官賞を受賞。1979年東京大学卒業後、農林水産省に入省。微生物から植物、水生動物、哺乳類など幅広く動植物に係わった。発生生物学者・団まりな氏に師事し、階層生物学研究ラボに参加。現職は全国山村振興連盟常務理事兼事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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RX93
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感覚・運動・情動・記憶・覚醒(意識/注意)の各観点から、生物の神経系・脳の進化を辿る。「ネットワークが生む創発とその重層化」がキーワード。ネットワークの要素間の関係性や役割がある種の「存在」を生み出す。階層が積み重なり統合された先に、他との関係性の中に「自分相当」のまとまりができ、意識的な自己という存在が生じる。「ネットワークの結節点」、統合的なパターンとして▼大脳新皮質は「時間」の幅を広げ、予測を可能に▼情動は、原初は身体の「調・不調」を表す信号。それが快・不快、好き・嫌いとなり、さらに細かくカテゴリ化2026/05/29
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