”栄養”の誕生―「健康のための食事」をめぐる抵抗と受容

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”栄養”の誕生―「健康のための食事」をめぐる抵抗と受容

  • 巽 美奈子【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788519114
  • NDC分類 498.55
  • Cコード C1036

出版社内容情報

健康のために日々の食事に配慮する――今日では当然とされる食事観は、大正末期まで世間から反感を買っていた。なぜ反発されていたのか。なぜ普及に転じたのか。階層やジェンダーといった視点を踏まえ、健康と食事をめぐる意識と実践の変遷を描く。


【目次】

内容説明

健康のために日々の食事に配慮する。この食事観はいつ生まれ、どのように普及したのか。健康と食事をめぐる人びとの抵抗と受容の様相を描く。

目次

序章 〈栄養〉を重視する食事実践の受容史として
一章 栄養学誕生前史―健康・食事・栄養研究
二章 佐伯矩による調理実践への介入と二つの系譜
三章 女性たちの調理実践から生まれた「栄養料理」―「料理の友」にみる栄養にかんする科学知の受容
四章 食事法の体系化と「栄養論理」の再構築
五章 エージェントとしての専門家、栄養士
終章 女性実践者たちに表象された〈栄養〉の誕生

著者等紹介

巽美奈子[タツミミナコ]
大阪府生まれ。立命館大学大学院博士課程後期課程修了、博士(社会学)。現在、立命館大学食マネジメント学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Tatsuo Mizouchi

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今日では自明とされる「健康のための食事」が、大正末期までは反発を受けていたことを起点に、その受容過程を描く。栄養学は当初否定されつつも、災害対応や国家政策、集団給食を通じて正統化された。佐伯矩は経済栄養法により、科学知を日常の献立へと翻訳し、食の不平等の改善を志向した。栄養学は生活実践を再編する装置として、抵抗と受容の中で形成された。2026/04/26

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