出版社内容情報
経営学者という看板の代わりにバックパックを背負い世界へ。旅先での理想と現実のはざまでもがく若者たちとの出会いが、韓国で生まれ育ち、日本に職を得て生活を営む著者自身の多層的な歩みを振り返る道を拓いた。迷い、悩み、変容する私を真摯に綴る。
※自己(オート)エスノグラフィーは、「私(書き手)」の経験を主題とし、自らを観察・記述する研究手法。近年、心理学、社会学、人類学をはじめ、芸術など分野を横断する研究領域においても注目を集めている。
【目次】
内容説明
大学教授という看板の代わりにバックパックを背負い世界をめぐる旅へ。旅先での理想と現実のはざまでもがく若者たちとの出会いが、韓国で生まれ育ち、日本に職を得て暮らす著者自身の歩みを振り返る道をひらいた。迷い、悩み、変容する私を真摯かつユーモアたっぷりに綴る、渾身の自己エスノグラフィー。
目次
第1章 道
第2章 私が生きる2つの文化
第3章 日本との出会い
第4章 苦くも印象的な出発
第5章 意味の喪失
第6章 あ!青春時代!?
第7章 さ、出発!
第8章 人生、ビザだよ、ビザ!
第9章 写真にとられてしまったの!
第10章 言葉を慎んでほしいね!
第11章 Money is universal!
エピローグ 旅人へのお誘い
著者等紹介
蔡イン錫[チェインソク]
専修大学経営学部教授。1965年、韓国の小さな田舎町に生まれる。高校進学を機に故郷を離れ、地方都市で高校時代を過ごす。大学に進学してから修士課程までをソウルで学び、その後、来日して博士学位を取得する。1999年より、現在の大学で組織行動論を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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