出版社内容情報
市民に開かれた自然災害科学をいかに創るか?いまこそオープンサイエンスによる防災・減災の変革が求められている。一般市民との地震観測やミニ・パブリックス、ITを利用した協働、途上国での活動例まで。市民参画型科学の多様な実践と事例を紹介。
内容説明
市民に開かれた自然災害科学へ。いまこそ、オープンサイエンスによる防災・減災の変革が求められている。一般市民との地震観測やミニ・パブリックス、ITを利用した協働、途上国での活動例まで、市民参画型科学の多様な実践と事例を紹介。阪神・淡路大震災から30年。科学研究を社会により開かれた活動へと変革する運動=オープンサイエンスによる、新たな災害研究のカタチを提案する。
目次
オープンサイエンスの諸相―天変地異をめぐるオープンサイエンスのカタチ
第1部 天変編(市民との共創から生まれる災害情報―災害情報による新たな災害文化の形成;社会と共創する気象ビジネス―サイエンスによるカスタマイゼーション;気候変動問題とオープンサイエンス―市民とともにつくる政策にむけて)
第2部 地異編(サイエンスミュージアムに変身した地震観測所―市民ボランティアの活躍;満点計画における地域の方々との協働―一般市民が地震観測を行う;市民・学校・行政・研究者の協働によって実現する津波防災実践―メキシコの事例;「みんなで翻刻」―古文書解読が明かす歴史地震)
第3部 共生社会編(共生構築の倫理と技法―多様性によるイノベーション;デモクラシーを支えるツール―あまねくすべての人に)
著者等紹介
矢守克也[ヤモリカツヤ]
京都大学防災研究所教授。博士(人間科学)。専門は社会心理学や防災心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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