ネオリベラリズム概念の系譜1834-2022

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ネオリベラリズム概念の系譜1834-2022

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788518711
  • NDC分類 309.1
  • Cコード C3036

出版社内容情報

現代社会を論じるための鍵概念である「ネオリベラリズム」。その多義性ゆえか、曖昧で濫用されがちな概念だとも批判される。では、本来はどのような用語として使われ出し、現在の錯綜した状況に至ったのか。ネオリベラリズム概念の誕生と展開を辿る。



*19世紀末から現在までを射程に収め、同用語の「生産・流通・受容」を多方面から検討した知識社会学的研究。

内容説明

なぜハイエクやフリードマンは「ネオリベラリズム」を捨てたのか。古典的リベラリズムへの反省から誕生したネオリベラリズム。それが今や、市場原理主義と同義で扱われる経済用語としてだけでなく、政治的・社会的な潮流をも指し示す広範な概念として理解されている。この逆転と拡散はいかにして生じたのか。ネオリベラリズム概念の誕生と展開をたどる知識社会学的研究。

目次

「ネオリベラリズム」の変遷を振り返る必要性とその方法
第1部 自称としての「ネオリベラリズム」の成立と終わり(ネオリベラリズム前史―リベラリズムの危機とリップマン・シンポジウム;ネオリベラリズムの知的運動―モンペルラン協会の設立とその後の展開;なぜ「ネオリベラリズム」は使用されなくなったのか―ハイエクによる戦略的使用)
第2部 他称としての「ネオリベラリズム」の確立と普及(ネオリベラリズム時代の到来―批判的用語としての使用法の確立;ポスト・ネオリベラリズムの時代?―批判の定着と自称の復活)
「ネオリベラリズム」を解きほぐす

著者等紹介

下村晃平[シモムラコウヘイ]
1990年、京都府京都市出身。立命館大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了、博士(社会学)。現在、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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八八

2
「ネオリベラリズム」への批判については、私自身、批判理論やマルクス系の研究書を読んできた。しかしながら、去年、邦訳されたクィン・スロボディアンの所謂、ネオリベラリストを対象とした歴史学的研究である『グローバリスト』を読んでから、ネオリベという言葉が指す定義の曖昧さに気づく事が多かった。本著は、その違和感を、ネオリベラリズムという用語の使われ方に着目して論じたものである。「ネオリベラリズム」とは、何か。本著を通して整理することにより、この概念についての理解を深めることができる。2025/03/22

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