出版社内容情報
私たちのことばにはオノマトペが多く使われ、彩り豊かな表現になっています。本書はこのような感性のことばの微妙かつダイナミックな働きと、それをとおして見えてくるユニークな心の世界を、認知心理学の立場から丁寧に解きほぐします。
内容説明
認知科学が解き明かすクオリアのことば、擬音語(ドキドキ)、擬態語(ハラハラ)の世界。
目次
1章 擬音語・擬態語の認知科学
2章 擬音語・擬態語はどの品詞に属するのか
3章 擬音語・擬態語の構造を分析する
4章 記憶を助ける擬音語・擬態語
5章 擬音語・擬態語のイメージ喚起力と再生記憶
6章 擬音語・擬態語とプライミング効果
7章 擬音語・擬態語と比喩
8章 多義的な擬音語・擬態語と文脈
9章 擬音語・擬態語の発達
10章 幼児の発話にみられる擬音語・擬態語
11章 擬音語・擬態語の多言語間比較
付録 擬音語・擬態語の連想基準作成の手続き
著者等紹介
苧阪直行[オサカナオユキ]
1976年京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。現在、京都大学名誉教授、日本学士院会員(認知心理学・認知科学)、日本ワーキングメモリ学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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擬音語・擬態語の認知: 感覚表現 記憶喚起 認知強化 視覚刺激 多義性 言語発達 心理学的視点: 感情表現 内面描写 認識強化 行動影響 認知科学 文化背景 幼児の言語発達: 発話頻度 言語理解 発達過程 親の影響 感覚的学習 認知成長 文化的視点: 地域方言 文化反映 表現多様性 比較言語 伝統的用法 現代小説 実験結果: プライミング効果 再生テスト 記憶促進 認知結びつき 視覚連携 言語習得 今後の研究: データ収集 認知特性 実験分析 学際的視点 心理的影響 社会的適用2025/03/03
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