出版社内容情報
新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」の世界に魅せられた著者が、心理療法で夢を扱う手法によって物語の中に入り込み、縦横にイメージを深めていく。心と体、記憶、時間、無意識……深層心理学にまつわるテーマが埋め込まれた作品のあらたな読み方。
*新海誠監督最新作「すずめの戸締まり」は11月公開!
内容説明
心と体、夢と記憶、時間、無意識…時空を超えてつながるイメージが織りなす新海誠の映画を読み解くことで見えてくる、現代社会と現代人の心。「目に見えるもの」しか見ていない現代を生きる私たちへ。
目次
今『君の名は。』を読む
『君の名は。』という物語
新海誠にとって『君の名は。』の意味するもの
物語が語り始めるまで
ムスビ―「形」から「意味」へ
「心」と「体」そして「身」
沈黙の時期
涙の意味
冥界への旅
境界で体験したこと〔ほか〕
著者等紹介
山愛美[ヤマメグミ]
京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科修士課程修了、同博士課程学修認定退学。博士(教育学)。臨床心理士。京都先端科学大学人文学部心理学科教授。専門、深層心理学、臨床心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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