出版社内容情報
技術の進展は人びとの生活やリアリティを変え,研究においても新たな問いやアプローチを生むことにつながる。特集では機械,AI(ロボット),インターネットなどをツールとした4本の論考により,拡張する質的研究法を提示する。一般論文は5本掲載。
目次
特集 質的研究法の拡張―機械、AI、インターネット(ロボットを媒介とした参与観察のもつ可能性;Conducting(Acoustic)Behavioral Observation Research in the Real‐World
1・2歳児の仲間との遊びの様相―ビデオ観察ツールCAVSceneに切り出されたクリップの長さに着目して
掃除ロボットに同行するフィールド観察研究―動く人工物から探索する人間の周囲に広がる意味)
一般論文(実践としてのチームエスノグラフィ―2016年熊本地震のフィールドワークをもとに;音声日本語社会を生きるろう者家族の生きづらさ―見えないマイノリティによる当事者研究;健常児との交流の語りで生起する軽度知的障害児のアイデンティティ―記述的現象学的アプローチ;自閉スペクトラム症における児童青年期のアイデンティティ発達とそれを支える関係システム―自己受容していった3事例の支援経過と母親インタビューを通して ほか)
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