出版社内容情報
特集「旅する人生の社会学」にはじまり、公募特集「流行と集合行動の社会学」では、SNSで繋がる女性たちの集団トレーニングやテレビまんが、性的マイノリティのパレード、社会運動を題材に、流行と集合行動という社会学誕生以来の課題に向き合う。
・新連載「エピジェネティクス社会学」が今号より開始。遺伝子・個人・社会、この三者の相互作用を射程に収め、社会学のあらたなモデルを開拓する。
目次
巻頭エッセイ コロナ後の音楽のために―メディア論的、音楽社会学的覚書
特集 旅する人生の社会学(日本少女歌劇座一九二八年の旅;桜田勝徳と漁村をめぐる「旅」―「網子」の発見 ほか)
連載(くまじろーのシネマ社会学6 大林宣彦の戦争映画;極私的社会学5 グループホームで父を看取る(5)―訪問看護師:その役割の多様性と柔軟性をめぐって ほか)
公募特集 流行と集合行動の社会学(「流行と集合行動の社会学」公募特集によせて;ハッシュタグで広がりつながるトレーニングの「場」の考察―集団トレーニングにハマる一般女性コミュニティのフィールドワーク調査から ほか)
連載(ネコタロウに聞け!社会学者スーパースター列伝8 高橋徹;ビデオで調査をする方法6 ビデオ・コミュニケーション・ツールで/を研究する―『ズーム』と『スペチャ』における文化創造と道具創造 ほか)