内容説明
彼女たちの生活世界に近づき、彼女たちの営みを子細に記述することで、伝統行事を継承することの意義を探った、10年にわたる社会心理学者のフィールドワーク。
目次
1章 拝みの姿勢―2010~13年のシニグ
2章 ムラが生んだヌル
3章 都市とムラを結ぶ踊りの輪―2009~15年のシニグ
4章 自然との交わりの記憶―2012~16年の大御願
5章 再生の井戸―2012~16年の井戸拝み
むすびにかえて―シニグのその後
著者等紹介
石井宏典[イシイヒロノリ]
1965年茨城県土浦市で生まれる。東北大学大学院文学研究科博士後期課程を修了。博士(文学)。現在は茨城大学人文社会科学部教授。専門は社会心理学。コミュニティの形成と変容、人の移動と定着・回帰などの研究課題に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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