内容説明
難解で知られるドゥルーズを丹念に読み解き、ヴィゴツキーの思考との交差から人間精神の生成と発達、そして目指すべき教育とは何であるかを問う、異色の心理学=哲学の書。
目次
はじめに―なぜ、ヴィゴツキーとドゥルーズなのか
第1章 ヴィゴツキーとドゥルーズ、心の生成論
第2章 学びの本質―ヴィゴツキーとドゥルーズの学習論
第3章 遊びの世界の本質
第4章 出来事と“意味”
第5章 言語と意味世界の生成
第6章 人間精神の内と外の間にあるもの
第7章 中間世界としての人間精神
第8章 生成という時間
著者等紹介
佐藤公治[サトウキミハル]
北海道大学名誉教授。専門、発達心理学・教育心理学。北海道大学大学院教育学研究科修了。博士(教育学、北海道大学)。北海道大学大学院教育学院教授を経て2013年、定年退職
長橋聡[ナガハシサトシ]
京都橘大学専任講師。専門、発達心理学。北海道大学大学院教育学研究院博士課程修了。博士(教育学、北海道大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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