身体(ことば)と言葉(からだ)―舞台に立つために山縣太一の「演劇」メソッド

個数:

身体(ことば)と言葉(からだ)―舞台に立つために山縣太一の「演劇」メソッド

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 02時15分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788516120
  • NDC分類 770.4
  • Cコード C0095

目次

第1章 山縣太一の演劇メソッド―その十か条
第2章 「演劇」への疑問―太一メソッドの成り立ち。(「演劇」って、なんか怖い…;人前に立つのは異常事態(のはずなのに)
「いつも同じ観客」としての演出家 ほか)
第3章 「オフィスマウンテン」作品について(『海底で履く靴には紐がない』;『ドッグマンノーライフ』;『ホールドミーおよしお』 ほか)

著者等紹介

山縣太一[ヤマガタタイチ]
1979年生まれ。横浜市出身。演劇ユニット“オフィスマウンテン”主宰。作家、演出家、振付家、俳優、ダンサー。2001年よりチェルフィッチュに参加。ダンサーの手塚夏子に師事。チェルフィッチュでは各作品において自身の振り付けを行い、中心メンバーとしてチェルフィッチュを牽引。2019年3月7日、正式に脱退。話し合いの末、自身の出演した作品において上演する権利を獲得。2007年以降、大谷能生との演劇ユニット“ライン京急”でも活動。その後、2015年より“オフィスマウンテン”を始動。音楽/批評の大谷能生氏を主演に迎え、これまでに全4作品を上演。『ドッグマンノーライフ』(2016)が第61回岸田國士戯曲賞最終候補、『ホールドミーおよしお』(2017)が第17回AAF戯曲賞最終候補にノミネート。創造都市横浜における若手芸術家育成助成クリエイティブ・チルドレン・フェローシップアーティスト。俳優とのフラットな作品作りを模索し、俳優が能動的に作品に関わるためのワークショップを継続的に行うなど様々な角度から俳優の地位向上を訴えている

大谷能生[オオタニヨシオ]
1972年生まれ。八戸市出身。音楽(サックス、エレクトロニクス、作編曲、トラックメイキング)/批評(ジャズ史、20世紀音楽史、音楽理論など)。山縣太一作・演出・振付のオフィスマウンテン作品『海底で履く靴には紐がない』『ドッグマンノーライフ』『ホールドミーおよしお』(「2017/Co Rich舞台芸術まつり」にて演技賞受賞)では主演を務めた。室伏鴻、チェルフィッチュ、マームとジプシーなど、これまで50本以上の舞台作品の音楽を担当。吉田アミとの「吉田アミ、か、大谷能生」では朗読/音楽/文学的実験を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅん

9
チェルフィッチュの俳優としてキャリアを重ね、最近はその独特の身体運用と韻律、換喩を多用する戯曲で知られる山縣太一。彼の劇団オフィスマウンテンの活動とその思想をまとめた一冊。身体と言葉がどのような関係を結んでいるか、身体を「上演」という「異常事態」に向けるためにどんな準備が必要か。「戯曲は稽古に入る前にすべて書き上げる」などのルールは俳優の立場の改善を訴え続ける山縣太一らしさが至る所ででてる。「俳優って結局なにをしてるの?」という疑問に応える一冊。もしかしたらもっと謎が深まるかもしれないが…2019/07/31

kuukazoo

6
チェルフィッチュに出ていた彼を観たのは10年以上前なのでほとんど覚えておらず。自分の劇団を旗揚げした彼が自分の演劇メソッドや作品について語った本。台本つき。稽古が始まる前に台本は完成させておく、には恐れ入った。演出家のロボットや台詞マシーンではなく、台本全体そして舞台に立ち観客に見られることを通して、俳優の個々の体から生まれる感覚に基づいた動きや言葉を重視する。予定調和や即興でない、反復可能な一回限りの演劇を目指す。言っていることはわかる。やるのはすごく難しいこともわかる。台本はラップみたいで面白い。2020/02/05

kentaro mori

4
演劇を俳優の手に取り戻すための闘い。劇作家、演出家のメソッドにはなく、新鮮に感じられたが、本来こうでなくてはいけないのではとさえ思った。2019/05/19

De PalmaX

3
自分が好きなDos monosのメンバー荘子itが対談していたので買った。演劇を全く観たことがないので前提の演劇も分からなければ山縣演劇もよく分かんない、という状態だった。一回くらいは観劇してみたい。「〈演劇〉の共演者や観客を意識しない状態が怖い」というのは自分の「映画が観客の方にせり出してくる状態(舞台挨拶とか)が怖い」という気持ちに正反対だが似ている気がした。2021/02/01

TOMYTOMY

1
全くセリフは頭に入ってこない。身体から始まる言葉である。動きがしぐさが、演劇となる。 生で実感したい。そして、このメソッドはビジネス的とも言える。多様性の中から、自らの表現のターゲットをずらしながら明確化していく。2019/06/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13797368
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。