社会学ドリル―この理不尽な世界の片隅で

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社会学ドリル―この理不尽な世界の片隅で

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788515161
  • NDC分類 361.034

内容説明

社会学の知による解放の瞬間を待つ。嵐のなかをキリッと進む13章。

目次

社会学を学ぶ意義
格差と貧困
恋愛と結婚
ジェンダー
関係性と暴力
摂食障害とからだ
依存症の世界
権力
儀礼と自己
自殺
医療
構築主義と心理療法
レポートの書き方

著者紹介

中村英代[ナカムラヒデヨ]
1975年東京生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了(社会学修士)。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(お茶の水女子大学:社会科学)。現在、日本大学文理学部社会学科准教授。専門:社会学(臨床社会学、社会問題論、ジェンダー論)。資格:専門社会調査士・社会福祉士。著書・論文:『摂食障害の語り―“回復”の臨床社会学』新曜社2011(第12回日本社会学会奨励賞・著書の部受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

◆軽やかな社会学練習帳!

 初学者向けの清新な社会学テキストをお届けします。本書の目的は、身近な社会現象を学び「社会学的思考力」をマスターすること。特徴は第一に、学生の関心が断然高い「貧困と格差」「恋愛と結婚」「ジェンダー」をしっかりカバーしていること、第二に「生きづらさ」に重点をおき「摂食障害とからだ」「依存症の世界」「医療」「構築主義と心理療法」など臨床社会学の新しい知見を取り入れていること。第三に、半期の講義に対応した13章構成とし、毎回「問題を解く練習帳」を兼ねて各章20個前後の空欄に解答を書き込んで学ぶワークブック形式であること(解答は著者のサイトに掲載)。実践的な「レポートの書き方」も必見、新しい学びの風を呼び込むでしょう。おしゃれな装丁とキリッとしたシンボルマークが魅力的な本書は、社会科学系、看護・福祉系学部の社会学講義のテキストに最適です。

社会学ドリル 目次

はじめに この理不尽な世界の片隅で,解放の瞬間を待つ

   1. 本書の目的/2. なぜドリルなのか/3. 嵐のなかをキリッと進む

   4. ブックガイド/5. 解答



第1章 社会学を学ぶ意義  

1. 講義の目標

     1.1 講義の2つの目的/1.2 講義の目標は何か

2. 社会学はどのような学問か

     2.1 社会学(sociology)の対象/2.2 社会の2つの原理

3. いま,社会学を学ぶ意義

     3.1 年長世代との違い/3.2 現代を生きる私たち

本章のまとめ ブックガイド



第2章 格差と貧困  

1. なぜ格差は問題か

     1.1 格差と階層移動/1.2 格差社会とは何か

     1.3 結果の不平等と機会の不平等

2. 格差は拡大しているか

     2.1 経済格差はどう拡大しているか/2.2 雇用環境の変化

     2.3 現代の非正規雇用の特徴/2.4 現代の非正規雇用の背景と実態

3. 資本主義社会を理解する

     3.1 「実体」と「形態」/3.2 資本主義社会とは何か

     3.3 運動体としての資本/3.4 資本と国家の関係

4. 現代社会の貧困

     4.1 現代の貧困の特徴/4.2 女性の貧困化/4.3 貧困への対応

本章のまとめ ブックガイド



第3章 恋愛と結婚  

1. 恋愛と結婚の関係

     1.1 恋愛と結婚の違い/1.2 恋愛と結婚の対立/1.3 見合い結婚と恋愛結婚

2. 日本の家族の歴史

     2.1 「家」をめぐる制度の変遷/2.2 近代家族モデルの普及と浸透

3. 結婚と家族の現在

     3.1 データに見る現代の結婚と家族/3.2 家族形成をめぐる自由と疎外

本章のまとめ ブックガイド



第4章 ジェンダー  

1. ジェンダーを理解する

     1.1 ジェンダーとは何か/1.2 学習される「男らしさ/女らしさ」

     1.3 セクシュアリティを理解する

2. 女性学と男性学

     2.1 女性学とは何か/2.2 男性学とは何か/2.3 女性学/男性学を超えて

3. グローバル化する性別役割分業

     3.1 先進国と途上国の関係/3.2 途上国の女性たちの出稼ぎ労働

本章のまとめ ブックガイド



第5章 関係性と暴力  

1. DVを理解する

     1.1 親密な関係性と暴力/1.2 DVとは何か/1.3 DVの構造

2. ハラスメントを理解する

     2.1 ハラスメントとは何か/2.2 ハラスメントの構造

3. なぜ暴力に頼るのか

     3.1 DVの背景/3.2 加害者の考え方

4. 暴力に対処する

     4.1 加害者臨床/4.2 暴力への対処/4.3 暴力から逃げるための支援

     4.4 非暴力の関係性

本章のまとめ ブックガイド



第6章 摂食障害とからだ   

1. 摂食障害を理解する

     1.1 摂食障害とは何か/1.2 どのようにして摂食障害になるのか

2. 摂食障害はどのような状態か

     2.1 過食は「病理」ではない/2.2 過食・拒食とからだ

3. ダイエットと摂食障害

     3.1 ダイエットを続けると何が起こるのか/3.2 ダイエットが生む摂食障害

4. 摂食障害をとりまく社会環境

     4.1 痩せることを強いる社会環境/4.2 心理学的知識が生む心の病い

     4.3 拒食・過食・嘔吐の解決法/4.4 業績主義社会を生きる自己

5. 摂食障害からの回復

     5.1 回復経験への着目/5.2 多様な回復のしかた

     5.3 自己否定から自己受容へ

本章のまとめ ブックガイド



第7章 依存症の世界  

1. 依存症を理解する

     1.1 依存症の種類と対象/1.2 生き延びるための依存

2. 依存症へのサポート

     2.1 さまざまな対策/2.2 セルフヘルプ・グループの支え合い

     2.3 AAと12ステップ・プログラム/2.4 欲望をもたない共同体

3. 依存症と社会システム

     3.1 ベイトソンの分裂生成理論/3.2 「いま」を生きるバリの社会

本章のまとめ ブックガイド



第8章 権力   

1. 社会学における権力論

     1.1 ヴェーバー の権力論/1.2 フーコーの権力論

2. 私たちをとりまく権力

     2.1 伝統的権力と近代的権力/2.2 見えない権力

3. 権力作用としての差別

     3.1 関係性のなかの権力

本章のまとめ ブックガイド



第9章 儀礼と自己   

1. 儀礼とは何か

     1.1 伝統社会の儀礼/1.2 儀礼的行為

2. さまざまな儀礼

     2.1 ヘネップの3つの儀礼類型/2.2 デュルケムの宗教生活の儀礼類型

3. 現代の儀礼

     3.1 現代社会における「聖なるもの」/3.2 儀礼としての相互行為

4. 自己をめぐる社会学

     4.1 相互作用が形成する自己/4.2 自己の存在証明

本章のまとめ ブックガイド



第10章 自殺   

1. データで読む現代日本の自殺

     1.1 自殺に対する私たちのイメージ/1.2 自殺の統計

2. 社会学における自殺論

     2.1 社会学の2つの方法論/2.2 デュルケムの自殺論

     2.3 デュルケムが着目した統計データ/2.4 デュルケムによる自殺の3類型

     2.5 自殺論から見た社会と個人の性格

3. 現代の自殺理論

     3.1 自殺の対人関係理論/ 3.2 自殺希少地域の人間関係

本章のまとめ ブックガイド



第11章 医療   

1. 近代医療を理解する

     1.1 近代医療とは何か/1.2 近代医療の5つの仮説

2. 民族医療と代替医療

     2.1 民族医療とは何か/2.2 代替医療とは何か

3. 経験される病い,診断される疾病

     3.1 ヤングの病い・疾病・病気の3分類

4. 医療化する社会

     4.1 医療化とは何か/4.2 医療社会学の3つの課題/4.3 治療者の教育

本章のまとめ ブックガイド



第12章 構築主義と心理療法   

1. 構築主義を理解する

     1.1 知識が生み出す現実/1.2 社会構築(構成)主義の考え方

2. 問題を解消する

     2.1 問題志向とは何か/2.2 解決志向とは何か/2.3 解消志向とは何か

3. ナラティヴ・アプローチの考え方

     3.1 ナラティヴ・アプローチとは何か/3.2 ナラティヴ・セラピーとは何か

     3.3 専門家のあり方を問いなおす

本章のまとめ ブックガイド



第13章 レポートの書き方    

1. レポートを書く準備

     1.1 レポートを書く意義/1.2 理想のレポートをめざす

2. 基本型に沿って書く

     2.1 レポートの3つの要素/2.2 レポートの基本型

3. 禁止事項と評価基準

     3.1 禁止事項を知る /3.2 評価基準を調べる

     3.3 レポートで何を達成したいのか

4. 自分のレポートの傾向を知る

     4.1 レポートの傾向性とは何か/4.2 優等生派とヴォイス派

     4.3 抽象派と具体派/4.4 理想のレポートとは何か

本章のまとめ ブックガイド



まとめ 社会学を学び,人はどうすれば幸せになれるかを考える



おわりに



引用文献



ナカムラ・コラム

 1 マクドナルド的人生,サブウェイ的人生

 2 世界のわからなさ

 3 皆婚時代の不快,婚活時代の不安

 4 香港で出会った女性たち

 5 親の愚痴は聞かなくてもいい

 6 自分に厳しい私たちのために

 7 12ステップのメッセージ?自己を超えた存在への想像力?

 10 希望がなくてもいいじゃないか

 11 私たちは本当に「働きたくない」のか??フロー体験は仕事のなかに?

 12 体と心が欲するところへ行きなさい・・・

 13 「こういうレポートってあるよね」を超えて?大学でレポートを書く意義?

中村 英代[ナカムラ ヒデヨ]